E-Flite P-40 Warhawk & Nieuport 17 Slow Flyer | さいたまベースのHobbyでGo!

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無駄なものほど面白い。四方八方、趣味にかける散財の記録です。


E-FliteのPT-17とGeeBeeR2が小さいながらもお手軽で非常に良く飛ぶので、新たにE-Flite製の2機体(P-40 Warhawk (UMX)とNieuport 17) を導入しました。

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UMXのP-40です。
実機カーチスP-40ウォーホークは第2次大戦前の米軍の戦闘機。
先日紹介したP-39エアラコブラと同時代の機体ですね。

E-FliteのP-40は米軍マーキングではなく、日中戦争時に中国国民党軍を支援した米国の義勇軍(フライング・タイガース)カラーになっています。

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本商品は2011年頃の製品でしょうか?
GeeBeeと合わせて現在では絶版になっているようです。

実は当初、某ショップの在庫品でUMXのスピットファイヤーを最後の一つということで入手しました。
ところが家に持ち帰り動作確認したところ、エルロンが作動しないといったトラブルが発生!

E-FliteのUMXスピットファイヤーは非常に素晴らしい外観の出来です。
ちょっと前にハイテックから販売されたスピットファイヤー(Weekender)よりも全然良い出来だと思います。
特にハイテックスピットの脚カバーはなぜか外側に付いているし(もちろん固定脚なんですが、要は外側から内側に引き込む形なんでオカシイ?)実機のスピットファイヤーはBf109などと同じく内側から外側に倒れるリトラクトだと思います。
よって、脚カバーは内側に付くのが当たり前。
いや~細かいことなんですが、小さいながらもスケール機なんで気になっちゃう点なんですねぇ~♪

なんてこともあり最後の1機ということもあって、返品せず分解してみようという衝動(コネクターの外れなんていう場合もあるので)にかられましたが、分解するには機体サイドのマーキングをカッターで切らなければなりません。
もし、完全に電気的不良だった場合には返品できなくなってしまいます。
・・・よって一晩悩みましたが(笑)安全策を取って、返品しP-40に交換してもらったという経緯があります。
・・・いやP-40もほとんど最後のような感じでしたが(笑)。

そんなこんなで急遽P-40に変更となりましたが、仔細に見れば結構良くできた外観ですねぇ~。
脚の向きといい、キャノピーの仕上げとにいい非常に小さい機体ながらスケール感はなかなかです(笑)。

モーターはブラシモーターの1S150mAh仕様になります。
また、E-Fliteお得意のAS3Xジャイロが搭載されています。
DSM2/DSMXの古いJRプロポもしくはSpektrumのプロポがあれば即バインドしてフライトが可能です。

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早速飛ばしてみました。

AS3Xジャイロなので、スロットルを上げれば、エルロン・ラダーをあてることなく安定して離陸します。
また、ジャイロが効いているので、舵は緩慢ですがマイクロ機にありがちな不安定さは微塵もなく、びしっと座りの良い飛びっぷりです。
試しに、直線飛行中プロポから手を放しても真っすぐに線を引いて飛んでいきますので、流石E-Flite AS3Xといった感じです(笑)。

ただし全く問題がないわけではありません。
一番の問題はパワー不足な点です。
やはりブラシモーター1Sでは力がなく、垂直上昇は絶対無理。
45度での上昇も厳しいくらいです。
さらにロールはできてもループはできませんでした。
そんなわけで、水平に近い飛行をする分には問題ありませんが、上下を加えて立体的に飛ばすの極めて困難な機体(パワー)と言えます。

道理で最近の機体は2S化しているし、さらにユーチューブで2Sブラシレス化している人がいるわけです(笑)。
GeeBeeR2があまりにもパワフルで楽しいので、尚更気になってしまいました。

とはいえ、目の前をローパスで飛ばす分にはスケール感もたっぷりでお気に入りの1機となりました。

続いて、P-40を入手したショップで衝動買い(笑)。
ニューポール17です。

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こちらはマイクロプレーンではありません(笑)。

ウィングスパンは875mm、そこそこの大きさの機体ですが、スローフライヤーと銘打っていますので、室内専用もしくは屋外無風時にしか飛ばせない機体です(笑)。

主要パーツはスチレンペーパー(ムサシノ飛行機研究所もしくはバウムシュタットの機体と同じような感じ)ですので、大変軽いです。
2S 800mAhとブラシレスモーター、サーボ、受信機は別途準備が必要です。

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塗装済の半完成のキットですが、張線作業などそこそこ手間はかかります(笑)。
ちなみにエルロンなしのラダー機。
カウル内のロータリーエンジンもペラと一緒に回ります(笑)。

外観の出来は写真の通り。
かなり良いです。

一葉半の支柱もニスが塗ってあったり、更に実機同様シルバーのラインが施してあるなどなかなか拘った仕上げです。

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上は実機の写真です。
実機と比較して如何でしょうか?

翼の上のルイス機関銃も再現されていますが、コクピットは無人だったためパイロットフィギアを載せています(笑)。

さてさて今朝ほど、初飛行しましたが、スローフライヤーの名の通り非常にゆっくり飛びます。・・・というかスピードは全然出ません(笑)。

まあスケールスピードそのものといった古き良き時代のまったりした飛行を楽しめる機体といったところでしょうか。

それとラダー機なんで、旋回時の挙動に違和感はあります。
やはりエルロン切り出して4ch仕様にすればよかったかも・・・

結局2フライトしましたが、2フライト途中で突然ペラが回転停止。
オートカット(早朝の寒さなのに・・・)したかと思いましたが、10Aのアンプがご臨終となってしまいました。
10Aが純正指定なんですがねぇ~。

まあ機体が滑空着陸しましたのでノーダメージでしたが。

そんなわけで、ちょっとしたトラブルはありましたが、なかなか面白い機体がコレクションに加わりました(笑)。

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