京商のハンドランチグライダー・スウィングDL1000ですが、先週の日曜日、本格デビュー早々に
垂直尾翼が壊れてしまいました。・・・というか壊してしまいました。

そもそもハンドランチグライダーの場合、通常の飛行機とは異なり、垂直尾翼がテールパイプの下側に大きく張り出した作りになっています。
よって、機体を素手でうまくキャッチして回収できれば、何の問題もありませんが、なかなかそううまくはいかず
地面にランディングしてしまうことも多々あります。
地面に着地する場合、いくらソフトランディングを心がけても構造上どうしても垂直尾翼下部は地面に接触してしす。
そんなわけで、必然的に壊れ易い構造なのは当然ですが、スウィングDLの場合1.5mm厚のペラペラなバルサに果たしてどれだけ効果があるのか分からない丸穴の肉抜き加工が施されているので、強度は全くありません。(丸穴空けて軽量化に手間かけるなら、翼端を切りっ放しでなく、面取り処理してくれたほうがよっぽど効果があるような気がします。)
バランス取りのためハンドランチの達人に飛行調整をお願いしていましたが、達人によるソフトランディングであっさりと壊れてしまいました。
まあ、新品時から少々歪んでいましたし、翼端の面取りもしていないので、気にはなっていましたが、ぱっきりと骨折したことで早々に見切りをつけることが出来ました(笑)。
そんなわけで、早速作り直しです。

バルサは1.5mm厚と2.0mm厚を用意しましたが、結局2.0mmは使いませんでした。

1.5mmのバルサに、オリジナルから型を写して切り出します。
そして、気になっていた翼端の面取りのためペーパーをかけます。

後は、OK模型のEライトフィルムを貼り付ければ、あっという間に完成です。
カラーはOK模型のマジョラム2にも流用できると思い、パープルを選びました。

ヒンジテープはタミヤのグラステープを使用。
今度は歪みもなく、キッチリと仕上がりました。
ハンドランチの達人いわく、重心が少し前に寄っているとのことなので、穴無しにしたことで重心はほぼ整ったように感じます。
さてさて、これで飛びはどう変わるのでしょうか?
楽しみです(笑)。