シー・シー・ピーのトイラジコンヘリ「テレビファルコン」を買ってみました。

RCヘリの経験は20年近く前、ヒロボーの30エンジンヘリ「シャトルZXX」から入って、途中休止の時期などもありましたが、最近のブラシレスモーターとリポバッテリーの性能の高さからまたちょこちょこ始めています。
最近では、ワルケラの超小型電動ヘリ「ジーニアスCP」の性能の高さと、墜落しても簡単に壊れない耐クラッシュ性能に驚きましたが、先般何気に見かけたこのテレビファルコンにも心を惹かれてしまいました(笑)
このヘリはRCヘリの中でもホビーラジコンではなくトイラジコンに属しますが、何かすごいかというと、機体に搭載しているカメラで空撮(静止画・動画)が出来てしまうことです。
空撮が出来るヘリなどは最近の超小型軽量デジカメをちょっと大きめの電動ヘリのスキッドに固定すれば簡単に可能ですが、このヘリのすごい所はなんとプロポ側にモニターが付いていて、リアルタイムに映像を見ることが出来、かつ慣れればもしかしたらモニターを見て操縦することができてしまうかもしない点です。
昔はヘリはラジコンの中でも一番難しく、また費用もかかると言われていましたが、今や1万円少々で誰にでも簡単に飛ばせる超小型のヘリで、さらにモニター付きのプロポで空撮が出来てしまうとは・・・恐ろしいものです(笑)
それでは以下簡単に紹介します。

トイラジだけあってセットの中身はシンプルです。ヘリ本体と送信機、充電用のケーブル、マニュアルのみとなります。

送信機は冒頭で記載した通り、小さいながらもモニターが付いています。またトイラジだけあってスティックの動作がホビーラジコン(日本用の)とは異なります。具体的には左がエンコンスティックです。そして右が前進と後進(エレベーター)、ラダーの動作になります。左右方向(エルロン)は無しの3チャンネル(撮影のONOFF別)です。
この操作方法は東京マルイのスイフトなどと同じですが、ホビーヘリをやる人間からすると少々違和感があり、この点だけは少々残念なポイントかと思っています。
ちなみに、トイラジと言えども最新の製品だけあって2.4G仕様になります。
あっ!言い忘れましたが、一応デジタル制御のリニアな作動が可能です。

ヘリは初心者向けの安定志向である二重反転ローターになります。またテールローターは上向きにあり、これで前進後進を制御します。
3CH仕様かつ二重反転ローターゆえ、上空を速い速度で走らせることや、当たり前ですがスタント的な動作などは一切不可能ですが、初心者向けのトイヘリで空撮が目的であることから、二重反転でジャイロ搭載の非常に安定性の高いこの方式はまさに適材かと思います。

機体下部のカメラです。機体後面にマイクロSDカードを挿入して画像を記録します。カメラは30万画素なのでこのあたりは価格ゆえ仕方ないものではないでしょうか。
送信機側からの充電ケーブルもしくはパソコンにUSBで繋ぐケーブルで充電します。約70分の充電で5分間程度のフライトが可能です。
実際のフライトは・・・実はまだしていません。明日にでも外でしてみようと思っています。
最後に本商品はシー・シー・ピーから発売していますが、送信機や機体を見るとシルバーリットの刻印があります。よって中国?(東南アジア?)のシルバーリット製のようです。
そう言えばシー・シー・ピーで以前発売していた超軽量RC飛行機「エアロウィングスシリーズ」もシルバーリット製だったと記憶しています。
シー・シー・ピーが国内の販売代理店ということなのでしょう(笑)