カーボン汚れが多い直噴エンジンにオートバックスで税込み5500円のエンジン水素カーボンクリーンを施工してみました。エンジンの水素洗浄のメリット・デメリットについても調べてみました。一説には静電気チューン同様?な噂がある方法ですが、海外では英国を中心に結構業者があるので海外情報も探ってみました。
2024年10月に長岡市のオートバックスでエンジンの水素カーボンクリーニングを実施してきました。前からブログにアップしているようにEP6エンジンのカーボンは凄いようで、主治医によるとカーボンの堆積によるピストンリングの固着が原因でオイル上りが起きているということで、オイル交換後5000km走行にならない内に1リッターほどエンジンオイルの補充が必要な状況でした。そこで、色々な添加剤を試して落ち着いたのが、遅効性のエンジンクリーニング添加剤の使用です。
最初に使用していたのがバーダルリングイーズプラスです。
クリーニング効果は高く、主治医のシトロエン新潟のT氏もオイル交換の際にオイルが真っ黒になるくらい汚れが落ちていたと教えてくださいました。ただし、エンジンヘッドカバーを外しての吸気ポート・吸気バルブクリーニング後にシリンダー内のカーボンが多すぎて、リングイーズプラスの効果だけでは処理しきれなかったらしく、エンジン不調となり、エンジンオイルを更に交換するはめとなってしまいました。多分、吸気ポートをクリーニングしたカーボンがシリンダー内に大量に落ちてしまっていたのだと思います。自分の推測ですが、リングイーズプラスの洗浄効果は高かったようですが、はく離したカーボンを溶解させる力が弱かったから詰まってエンジンが不調になったのかと考え、新たな添加剤を検討してみました。
それがワコーズeクリーンプラスです。
リングイーズプラスが300mlのところeクリーンプラスは100mlと容量が1/3で、この量で効き目があるのか若干心配になりましたが、投入してみました。その後、走行してみてのインプレッションですが、リングイーズプラスではがさついていたエンジンのフィーリングがとても滑らかな感じになり、走行していても快感で、ワコーズフューエルワンに似た感じのフィーリングがその後ずっと続きました。私にとってはクリーニング効果より、この快感の方が勝っている感じでした。
ただ、こういった添加剤ばかりでは、本当の解決になるのか不安だったので他の方法について模索していて、目に付いたのがヨーロッパではメジャーなエンジンの水素カーボンクリーニングです。英語では主にhydrogen engine carbon cleaningと呼ばれています。このキーワードでネットを検索すると多くの施工業者にヒットします。その結果を見ると英国でメジャーな方法のように思えます。シトロエン車の水素カーボンクリーニング動画をアップしている業者をいくつか見つけました。これらの業者は他にも様々な車種の水素カーボンクリーニングのショート動画をアップしています。
色々な情報を検索してみた結果ですが、この方法では吸気ポートや吸気バルブの清掃はできないようであくまでもシリンダー内のカーボンのクリーニングになるようです。しかし、下の動画のように水素がポートを流れるとき吹き付けられた水素とカーボンが化合して炭化水素になり、若干クリーニングされる要素はあると思います。
こちらの海外動画ではプロパンガスのトーチでバルブを火であぶりながら水素ガスを当てて、加熱したバルブに水素ガスが当たる状況を再現して、カーボンデポジットが焼き切れる様を実証した実験です。水素が爆発しないか、ドキドキしながら見ました。真似をしないでくださいね。
これらの動画を参考にして全く効果がないわけではないと確信しました。また、ビルシュタインの洗浄液によるクリーニングシステムもありますが、水素カーボンクリーニングのメリットは洗浄液を使わない分シール類を痛める危険性が少ないことだと感じました。
そこで、ネットで新潟県内の水素カーボンクリーング業者を検索しました。最初は津南町のこちらの業者が目に留まりました。





