内装の低級音・軋み音を消す | Ma vie en Citroen C5 et C6 ハイドロファン シトロエンC5とC6 との日々のブログ

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「お金を出さずに知恵を出そう!」をモットーにハイドロシトロエンの修理方法や安価なパーツの入手方法など経済的に維持する方法と趣味や日常生活についてのブログです。※当ブログではフランス語の表記について文字化けを回避するためアクサン記号を省略しています。

2024年初頭の冬が終わり雪解けから春になった4月くらいから、助手席付近から、ギシギシ、ミシミシいう低吸音が聞こえるようになりました。いかにも安っぽい音で、せっかくのドライブも気分が上がりません。そこで、ネットで色々と検索して対策を検討してみました。最初はシリコンスプレーで疑わしい場所にスプレーをして様子を見て、場所が特定出来たら、スポンジなどを挟み込んで音を封じ込める方法が一番良いと考えてトライしてみました。結果的に、あまり上手くいきませんでした。それだけではなく、シリコンスプレーした部分だけ内装に艶が出て、明るい色は良いのですが、艶消し黒の内装部分は違和感が出てしまいました。また、シリコンスプレーだと粘度が皆無なので、イマイチ音が上手く消えてくれなかったようです。そこで、自分が閃いたのがシリコングリスの使用です。

これならば、塗布する場所をかなり絞ることができ、スプレーのように関係ない場所まで汚すことがありません。また、かなり粘度が高いので、プラスチック同士の緩衝材となり、高い静音効果も期待できそうです。そこで、通勤時・退勤時に車をモニターしながら、音が出ていると思われる箇所にグリースを塗布して様子を見ること約1週間、ビンゴとなる箇所を発見しました。

先ずはドアモールのフェルト部分です。

他車種の画像で申し訳ないのですが、欧州車にはドアモールにフェルトが貼ってある車が多いです。このフェルト部分とボディーが擦れて音が出ているようです。フッ素系の潤滑スプレーやテープを貼るのが良いとのことです。

こちらのブログを参考にさせていただきました。

これで、異音はかなり減りましたが、やはり、この手の低級音はBピラー(センターピラー)から出ている場合が多いということで、Bピラー周りもチェックしてみました。そして、音源を発見しました。
この後部座席へのエアコン吹き出し口です。このパーツとBピラーの隙間とエアコン吹き出し口のルーバー(板状のパーツ)と吹き出し口が接する部分にシリコングリスを厚めに塗り込みました。それ以降は全く音が出なくなりました。なぜ、突然、低級音が出始めたのか、よく分かりませんが、私が推理するにはもう車齢10年以上の車なので、静音対策用のスポンジなどが劣化・崩壊したのかなと考えています。またはボディーの剛性が落ちて、ねじれたりして音が出やすくなったのか本当のところは分かりませんが、とりあえずこれで様子を見るつもりです。
 
参考までにシリコングリスの商品ページのリンクを貼っておきました。これらのシリコングリスはプラスチックを侵さないので安心して使用できます。そうでない商品を使用するとプラスチックを劣化させて割ってしまうのでご注意ください。CRC556などは厳禁です。