タイのお守り プラクルアンに関するネタ 「プラ・ネタ」 -31ページ目

タイのお守り プラクルアンに関するネタ 「プラ・ネタ」

タイのお守り「プラクルアン」について書いています。

センセイ訪問。パッと見て、知らないプラクルアンがいくつかあるので、センセイを見ると「写真撮るの面倒だったから…」と言い訳…説明される。その気持ち、私はわかります。構図や採光、アングルを考えて、大凡一つのプラクルアンにつき、3,4枚は撮りますので…。ルアン・プー・トゥワッドをいくつか拝見していますと、日雇い労働者風夫婦来訪。



「ここでプラクルアン見てくれるって聞いたんですが…」とぼそぼそいう男性。センセイ、「『プラクルアン見てくれる』って見させるだけ?売る気あるの?」


と訊ねると、こくりと頷き、鞄をごそごそし、丸まったティッシュを取り出す。


「これがルアン・プー・トゥワッドで…」の呟きにビンビンに反応する私でしたが、センセイ刹那に、視界に捉え即座に「良くない」と審判を下す。


そう。そんなに簡単に「良い」プラクルアンは出てきません。「昔から家にある…」「祖父から受け継いだ…」「あるシアン(目利き)は◯☓万バーツで譲って欲しいと言って来た…」。こういうアドバタイズな物言いは聞く必要はありません。


プラクルアン持ち込み夫婦が去った後、センセイはご自身のプラクルアン保管ステンレスケースを取り出し、「コレ、見てみ」とプラクルアンを手渡して来られました。


プラ・グリン。お顔に見覚えなく、他のどのプラ・グリンにも似ておられない。裏面の蓮台を見て、あれ?これワット・ボウォンです?と訊ねますと、首を横に振られて、プラ・グリンの詳細についてご説明。


前の持ち主もプラ・グリンについての詳細はわからず、センセイも見た事のないプラクルアン。しかし、肌の感じや表面に現れたある特徴などから入手。のちのち調べてみると、56オンしか発行されていない稀少性の高いプラクルアンであることが判明。こういうプラクルアンを「引く」事ができるのは、今でたくさんの、色々なプラクルアン「見て」きた賜物ですし、またこういう思いもよらない稀少なプラクルアンを入手できるのでプラ活がますますやめられない。



プラ・ルアン・プー・トゥワッド・ピム・ヤイとピム・レック

この意匠のルアン・プー・トゥワッドはワット・ホエモンコンからも発行されていますが、こちらはワット・プラキャオの発行を示す特徴が施されています。


リヤン・プラ・るあルアン・ポー・ソートーン・ヨーソーソー2533。銀製、チャンと呼ばれる護符が穿たれています。


プラ・ルアン・プー・トゥワッド・ドクター・マイトリィ。
ワット・チャンハイのアジャーン・ノーンがプークセッされています。


厚みが凄いです。ヌア(素材)はワーンという霊草を固めたもの。


リヤン・ジャオクン・ノーンララット・ヌア・ナワローハッ。ジャオクン・ノーンララット御遷化の後に発行されていますので、猊下ご本人のプークセッはされていませんが、ワット・プラドゥーチンブリーの超絶有名ゲージアジャーン、ルアン・プー・トオッがプークセッされています。


タックル・クルーバー・クリッサナ
蝶の御守りで有名なクルーバー・クリッサナのタックルは通常のサイズより長大です。


こちらのクマーントーンは詳細不明。


そしてセンセイのプラ・グリン。手放すかどうか訊ねましたが、答えはNO。いい肌感です。








プラクルアン業界において「〇〇のといえば◆□」とすぐに思い浮かぶお守りがあります。例えば、「ルアン・プー・トゥワッドといえば、ワット・チャンハイ」。更に申し上げますと、ゲージアジャーン、アジャーン・ティムのプークセッされたプラ・ルアン・プー・トゥワッドが代表となります。


「虎」の場合は、複数のゲージアジャーンが思い浮かばれ、年代でイメージするお守りが変わるかと思います。私がまず思い浮かぶのは、「ルアン・ポー・パーン」の「キャオ・スア」となりますが、「ルアン・ポー・プン、ワット・バーンプラ」は中国や日本でも近年知名度が上昇しておりますし、他にルアン・ポー・スック、ルアン・プー・ガーロンも虎のお守りで有名です。


で。

タイで一番美しいとされるピサヌローク県ワット・ヤイの「プラ・プッタチナラート」のお守りといえば、通称「インドチン」と呼ばれる仏暦2485年に発行されたお守りが一番有名です。先般、センセイより送られて来た写真を拝見し、「あ。インドチン。2つ」と反射的に思ったのですが、センセイの説明を拝見するとさにあらず。


やはり知らないプラクルアンが、まるで山を仰ぎ見るようにたくさん、そう仰山あるなあ、と感心しながら恍惚表情で莞爾みたいなカンジ



写真を見る「肌感」はインドチン。



しかしこちらは「ソンナー」、つまり両面にプラ・プッタチナラートが施されたプラクルアン。制作、祈祷もすべて「インドチン」と同じですが発行された寺院が異なります。数量が極めて少ないプラクルアンです。


「虎といえば」で今までは存じ上げなかったゲージアジャーン。ルアン・ポー・ジョイのリヤン・ナンスア。


プラクルアンのお勉強を始めて、都合20年弱。始めた当初と比べますと、センセイがたのお助けもあり、少しは「わかる」ような気がしておりますが、プラクルアン世界は深遠。まだまだ知らない事が仰山あります。ありますので面白いです。


時代によって現れる特徴何かを教えていただき、後日見知らぬプラクルアンを拝見したした際に、「あれ?この特徴はあのプラクルアンの特徴と似てるなあ」とかに気付けると、ああ。お勉強して良かったと嬉々。



2480〜90年代のローハッ(鋳造)といえば…で思い浮かぶ名刹ワット・スタット発行のターウェスワン。


プラクルアンは前後横底の写真が掲載される事が多いのですが、それは其処に特徴が出ているからです。


ヌア・ガーラー(椰子殻)のお守りといえば…ラーフーが思い浮かぶのですが、こちらはラーフーではありません。意匠もイイ感じのお守り。