わからない楽しみ | タイのお守り プラクルアンに関するネタ 「プラ・ネタ」

タイのお守り プラクルアンに関するネタ 「プラ・ネタ」

タイのお守り「プラクルアン」について書いています。

最近はほぼ毎週末センセイ訪問。

手配をお願い戴いたプラクルアンを取りに伺う。そして新たに入手されたお守りを見せて戴く。ああ。これは〇〇さんがお好きそうだなあ。と、ご紹介する。「お手配お願い致します」と、ご依頼を受ける。取りに伺う…以下ループという具合です。このプラクルアンがお越しになる「波」はこちらでは調整できないので、乗れる時に乗るのが基本。

詳細はわからないが本物。というプラクルアンは中々日本の皆様にはご紹介し難く、一部プラリストの方々がお勉強用にご入手される事はありますが、稀なケースです。センセイの所にあるプラクルアン。当方で存じ上げない場合は「センセイ、それどこの?」と質問しますと大抵は詳細をご説明戴けます。ほんまよう知っとるなあ、センセイは。とお国の言葉で本心が漏れる事しばしばなのですが、偶に「わからない」というお守りもあります。有名シアン(目利き)もなのですが、わからない場合、ご自分の専門外の場合は、何の恥らいもなく、「知らない」「わからない」と仰る。翻って、パチもん偽物付け焼刃野郎は知ったかぶりを言ったりします。

先日お伺いした際にも詳細不明のお守りがあったのですが、肌(表面)の感じ、お守りのフォルムなどを鑑賞しつつ、2530~40年代じゃないですかね?この感じの表情はあまり見ないですね。あ、この裏面の特徴は、あのお寺の発行じゃないですか?と自分の見立をセンセイにお話し、センセイのご意見を伺う。教えて戴き、それを覚えるというお勉強は必要ですが、そのインプットがある程度蓄積された後は、自分の見立、仮説、感想をアウトプットしないと中々ステップアップできないのではないかと考えております。ただ基本の大前提として、手元の本物を置き、そちらを何度も何度も見る事抜きでは始まりません。最初に間違ったモノを手に取り、そちらをもとに勉強した場合、以降ずっとダメなモノを掴み続けるという無間地獄に陥りますのでご注意を。


こちらのヌア・ンガン(銀製)のプラ・グリン(グリンは「鈴」。振るとコロコロと音がなります)は当初、センセイも詳細わからず、でしたが色々調べワット・ボウォンと判明。自分の見立が正しく、辿り着けると嬉しいです。いいお顔のこちらはプラ友プラTさんの元へ。


こちらのターウェスワンも詳細不明ですが、造形の細かさ、肌も良い感じ。2540年代のお守りであると推測しています。