ルアン・ポー・ピヤン | タイのお守り プラクルアンに関するネタ 「プラ・ネタ」

タイのお守り プラクルアンに関するネタ 「プラ・ネタ」

タイのお守り「プラクルアン」について書いています。

義妹の結婚式に出席する為に家内の実家に戻る。という予定を立てた際に、どうせアップカントリーに赴くのであるなら、どちらの寺院を参詣するに如くは無い。と考えたものの、よく往来するエリアの有名寺院はほとんどお邪魔しておりますし、さて、どちらが良いか知らんと暫し黙考し閃いたお名前がルアン・ポー・ピヤン。私はまだまだ寡聞にして数年前まで存じ上げなかったのですが、ロッブリー県の、つい数年前にモラナパープ(入滅)された有名なゲージアジャンで、当地出身者曰く、ロッブリールアン・ポー・クンみたいな存在、と教えられました。丁度去年お手元にいらしたルアン・ポー・ピヤンのターウェスワン(通称ヤック。寺院の門番)を東京浅草の旅研究所に置いて戴いたところ、ナイフ(旅研究所で取り扱いのある岐阜県関のナイフ)を買いにいらした一見のお客さんが、ふと目にとまったお守りのついて訊ねられ、一分ほどで即決されてチャオされていった、と伺い、何かをお感じになられたのだと一人感心したの同じく思い出し、これは行っておかんとあかんやろ。と当日早朝に起床身支度し、ロッブリー県に赴きました。

タンブン(お布施。喜捨)し、家族親族友人知人、こちらの読者の皆様のご健勝とご多幸をお祈りしたところ、両腕にカラクリモンモンをいれられたルアン・ピー(若い僧侶)が手招きしていたのですが最初、まさか自分が呼ばれているとは、つゆも思わず、ぼうっと周囲を見渡せど、それらしい人物は私以外におらず、え?え?え?私?みたいなジェスチャーでルアン・ピーのところへ行きますと、ジュウォン(袈裟)からプラクルアンをいくつか取り出され、「これらは古いプラだけど、カーブーチャー…」うんぬんとお話されたので、ヘラヘラ笑いながら「あは。ちょっと考えます。あは」とお返事しますと、あちらもこちらの考えを斟酌され、それまで。もし知らない方(私の家内なども)ですと、僧侶からのお申出でありますので、辞退できない場合もありますが、ま、何と言いましょうか、先方よりセールスをかけられる感じな訳ですので…推して知るべし、であります。

お参りを済ませ、ルアン・ポー・ピヤンがご入滅前にプークセッ(入魂。祈祷)されたお守りを無事チャオして参りました。



ルアン・ポー・ピヤン


猊下が使われていた身の回りの品々。日本製と思しき水筒が見えます。


プラ・ウエーンなど


ループ・ナー・ムアンやソイ・コー・ムー(ブレスレット)

展示品。非売品。


展示品。非売品。


チャオしたスア(虎)。


背中にルアン・ポー・ピヤン


愛らしい顔をしています。


ロッブリー県といえば、お猿。お猿といえばハヌマーン。


小ぶりでかわいいサイズです。