コネの世界であり、目下は厭らしいぐらい、
目上の者に対しておべんちゃらを駆使し、
今後の利益を享受しようとする魂胆見え見えではありますが、
それが慣習として存在するので、
おべんちゃらを駆使される方も、
「おうおう愛いヤツじゃ」
みたいに好意的に捉える具合でございます。
こちら在住歴が二桁な私も、
そういう処世術みたいな、
厭らしいテクニックを取得していて、
日本人としてどうかしら、
と自問している今日この頃でございます。
すいません。
タイの人民は、
節目節目で目上の人間に、贈り物をする慣習があります。
先般、自分自身人生の節目の一つを迎えた折、
部下連中はおべんちゃらを自然にちゃらちゃら駆使し、
いやおめでとうございます。
いやー、めでたいっすねー、お兄さん。
とすり寄って来て、
徐に「これ、どうぞ」とプラクルアンを自分にプレゼントするのであります。
自分はこの国では外国人でありますが、
ことプラクルアンに関しては、
部下連中より、すいません、鑑定能力は上で、
彼らもそれをよくわかっているので、
変な物は贈れない。
かと言って、ごっつ高価な物も無理。
というので、どこか平生行かない所にいった折に、
寺院に寄り参拝。
チャオ(借りる)ってきたプラクルアンをお土産として、
贈答するのであります。
プラクルアンを戴いて嬉しハッピーなのですが、
自室は既にプラクルアンでいっぱい。
プラクルアンは仏様ですから、
足の向かない、高いところ、というように、
安置する場所にも制限があります。
置き場所に困った私。
お仕事上でご加護がありますように、
とオフィースに安置させて戴いておる次第です。
そのオフィスも、
プラクルアンがずんずん増えて、
これ以上増えたら、
家を買うか部屋を借りるかしか方法は無いなあ、
と途方に暮れている次第でございます。
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