プラのプラン | タイのお守り プラクルアンに関するネタ 「プラ・ネタ」

タイのお守り プラクルアンに関するネタ 「プラ・ネタ」

タイのお守り「プラクルアン」について書いています。

先般平日の午後。

 

おクライエントと茶話ってる時に、

手提げフォーンが、

んーんーんー。

と震える。

まー、どうせ下らない梲の上がらない案件だろう。

舐めやがって・・・。

と軽く心で毒づいてディスプレイを見るとCTR先生。

 

平生は。

自分が直面したプラ問題について、

私が先生に架電する場合がほとんどであり、

先生から何ら前触れ無く電話があることは、

今までありませんでしたので、

はて面妖な。

とか訝りつつ「ハロー?」と応答。

 

ちなみにタイでの電話応答は、

西洋文化に感化された英語のハロー。

これは俺は好きくない。

でも毒されて口をついて出るハローが憎い。

がるる。

 

で、先生どうしたんですか。

こんな平日の真昼間に?

と訊ねたところ、

 

ウォー・ジュッあるけど要る?

まあ、一度見に来なさい。

 

との事。

行くに決まってるじゃないですか。

となったのですが生憎、

その後直の土日は用事で埋まっていたので、

先週の日曜日にやっとこ・・・。

 

「ウォー・ジュッ」というのは、

2505年製、ワット・チャンハイ発行、アジャーン・ティムのプークセッした、

ヌア・ローハッ ラン・ナン・スー ピム・レックの2番人気のブロック(型)で、

ワット(寺)の文字をタイ語で書いた時にくる、ワットのワの音を表す文字。

アルファベットで言うと「W」にあたるタイ語の一部に「。」の部分があるのですが、

その丸がジュッ。「・」。すなわち「点」になっている物を指す通称です。

 

ピム・ヤイ、ピム・レック共に一番人気は「トー」と呼ばれる物で、

蓮台と本尊の間にルアン・プー・トゥワッドのトゥワッドの「トー」のタイ語。

アルフェベットでいう「T」が描かれている物です。

 

架電を頂戴してから先の日曜日まで私は、

来る日も来る日も雑誌を引っ張り出しては、

ウォー・ジュを眺めつつ夢想。ああ。あああ。

 

当日。

実物を見せて貰うと、

表面に「キ・フン」が全体に付いている。

「キ・フン」とは、平たく言ったら「埃」みたいな物で、

ケースなどに容れずにそのまま放置すると、

プラの表面に温度、湿度の影響を受けてこびりつく物で、

「古さ」を知る指標にもなるものです。

どのプラにおいても古いプラで厳重に保管された物以外には、

これが多少表面に現れています。

まあ、当時の人はそのプラが数十年後、

数百倍にまで価値が上がるとは思っていないので、

ぞんざいにではないですが、高所に安置したままになってる事が多いので、

そういう変化がプラに現れます。

ちなみに、

ヌアによっては確実に本物であると判定が下った後、

そのキ・フンを取り除く事もありますが、

古ければ古いほど価値があるプラ界においては、

それはそのまま抛って置くのがほとんどです。

 

今回の場合は、ヌア・ローハッのロン・ダム(黒い薬品に漬けた物)である為、

キ・フンを取り除く際にロン・ダムまで剥げてしまうのを防ぐ為に、

そのままにしているのが賢明であります。

 

もしこれが。

まあ、どこの世界にも「たら・れば」は有り得ませんが、

仮に保管状態が良く、表面が黒ければ、

今回獲得した値段の倍はすることでしょう。

 

日曜からずっと。

こちらをずっと眺めています愛でています。

あああああああああああああ!

 

取り乱しました。失礼。

 



↓画像
(本文と画像は関係ありません)

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プラ・ピッター ルアン・ポー・クーン ワット・バンライ 2537

寺院でお借りしました。
同じピッターをプラ久氏と友人T君もお借りしておりました。

が、


タイのお守り プラクルアンに関するネタ 「プラ・ネタ」
私のものは、後ろの右肩に、
ヤーンとよばれるマークの刻印が入ってます。
先日、プラ久氏の物と比較すると、
こちらの方が一回り大きい事が判明。

プラは「ヤーン」や「チャン」(僧侶のサイン)が入っている物の方が、
入っていない物より価値は「上」です。




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プラ・ピッター ルアン・ポー・ブリン

ヌア・ディン。
行きつけの店で他の物と抱き合わせで、
途轍もなく廉価で獲得。
店の人は価値があまりわからなかったようです。
CTR先生にお見せすると、
非常に状態の良い、初期段階で象られた物。
補足ご説明申し上げると、
型押しして行く毎に、
型にヌアが詰まり、ピムが不鮮明になって行きます。
細部までくっきり鮮明であるということは、
比較的初期段階の、
まだヌアが詰まっていない段階で
型押しされた物であるということです。