だいぶレポが遅れたのだけど、健康トピックの続き。

 

 

2022~2023年は
動悸・頻脈に悩まされた年

 

 

この2年の中でも特に直近半年(2023年中頃~年末まで)は体調が悪化していた。

ホルモン周期のたびに動悸頻脈に悩まされ。💧

その悩まされる期間やペースも、時間を追う毎に頻度が激増

 

2023年下半期は胸全体の圧迫感・胸痛がすごく…

正直、生活に支障がありまくり状態。

座って仕事してる分は問題ないけど、動く動作が軒並みダメ…

当然、運動、家事、買い物、お出かけなどの日常生活上も「苦しくて出来ないこと」だらけに

(すぐ息・脈があがっちゃって力がヘナヘナ抜けてくる)

 

しんどすぎてこの1~2年、消去法で自分の動悸の原因を探って、あれやこれやと病院をはしごして検査して奔走してきたものの、なかなか原因がわからなかった。

 

貧血?→ヘモグロビン値は悪くない

バセドウ?→若干そのケはあるが治療の程でない

心臓病?→精密検査するも問題なし(頻脈中の心電図は取れてないので補足できていないだけかも)

更年期?→ホルモン値はそこまで悪くない

睡眠時無呼吸持ちだから?→検査するも…(つづく)

 

睡眠時無呼吸症候群の
簡易検査の結果…

 

 

そう。

去年後半にやってみた睡眠時無呼吸の簡易検査。


 

検査した日がとてつもなく気温が寒く、鼻カニューレが結露してしまい、水が詰まっていた。

予想通り、途中から呼気が計測不能になっており、残念ながらちゃんとしたデータを取れなかったのだ泣

あんな苦労したのに…ぴえん…

 

正常に取れた分=たった2~3時間のデータで計測されたのだが(サンプルとして少ない)、やっぱり無呼吸は確実にあるものの、その短時間の計測では「軽度」判定となった。お医者さんも、「今回はこうだった、という結果でしょう」と。あくまで今回のデータでは治療するまでの判定には至らずって感じ。

 

ただ、この検査して良かったことが1つ。

装置で寝てる間にも耐えず脈拍が取れていた

 

 

そのため先生がその脈の用紙を見て

「やっぱりあなた頻脈ですね」と。

動悸頻脈を主訴として通っているので。

 

「寝てる間でちょこちょこ120って普通ない。」

※就寝中は、副交感神経が優位になって、脈50~60が通常

「これが覚醒している時になると、動悸として感じているんだと思う。」

「現象としてようやく明確に捕捉できました」とのこと。

 

これまで動悸を訴えても、心電図などには病態(一般的な心臓の病気)の波形が出ないことから、精神的なストレス・お気持ちを疑われることが多かった。

 

でも正直今、特段ストレスとも無縁の生活を有り難く送らせてもらっていて、自分の人生の中でも最も充実し、情緒的には安定している時期。西洋医学的な所見がないため、病院では医者から「イライラしやすいですか?」「気分が塞ぎ込みますか?」などと漢方処方のための体質を聞かれた際も、改めて「(そういや最近全然そういうの無いなー)」と思うぐらい、全然精神面に心当たりが無さすぎるわけ。

 

中には「リラックスして落ち着いてください」とかナントカ子供諭すように妙に優しい口調で言ってくる医者もいて、うわ…私メンタルやばい人扱いされとるわ…(;^ω^)てのがモヤモヤしてた。くっそー

 

でも、今回の計測のように自分の意識がなく・意図して騒いでいる訳ではない睡眠中にもこのように頻脈になっていることから、神経質な野郎扱いはやっぱりおかしいのでは?という感じの数値がきちんと出ていたのだった。

 

意外な対策を見つけ…?!
効果やいかに。

 

 

その後も、生活に支障がある症状だったため、地道に自己研究・探求を継続。

日々本を買ってみたりネットを調べたりと情報を藁にもすがる思いで調べていた。

 

そこでとうとう、藤川徳美先生が提唱している「藤川理論」を発見🔎

 

 

 

最近分子栄養学の話を、ちょくちょく目にしていて元々興味あったけど、栄養面から改善しようという話です。

 

著書によると、現代人はプロテイン+鉄分が不足しててそれがあらゆる慢性疾患や不定愁訴の原因にもなってるというのがこの本の主張だった。

 

 

 

著者藤川徳美先生のブログ↓(アメブロ)

 

 

 

私も最近は「栄養って現代人は本当に取れてるんだろうか?」と疑問だった。

現代は効率化・大量生産の連作のための無理やりつぎ込んだ化成肥料の土壌で、ちゃんとした栄養素がある野菜が減っているとも聞くし、お肉はホルモン剤や抗生物質だらけ、加工食品なんかは栄養スッカスカ。

特に忙しいと加工品が増える我が家は、まともな栄養取れてないんではないか?と気になっていたのだ。

 

実際、過去の自分の血液検査を調べたら。

 

私はBUN値が高くても「8」と正常値の再下限ライン。

もちろん、それを切って最悪「2.5」の時もあった。

ベジタリアンレベルの極貧プロテイン不足。

 

フェリチン(貯蔵鉄)のほうもあまり多くない(数値31)

 

タンパク質がここまで不足していると、日々新陳代謝で作られている体内の細胞がスッカスカになるようで、万病の元になるみたいで。私はツメも確かに縦筋だらけでボロボロ、髪もパサパサ…。

貧血も、ヘモグロビン値では正常と言われてきたけれど、「フェリチン値」という貯蔵鉄部分も重要だそう。

フェリチン100を超えてヒトはようやっと元気ハツラツに動けるぐらいの値らしいが、生理のある年齢層の日本人女性は海外のように小麦に鉄の添付がないので、総じて鉄分不足らしい。

 

強引に要約すると「鉄分・タンパク質(+ビタミン)」を取ることは体の代謝・産生エネルギーとして必要な栄養素を取ることによって、万病に汎用的に効くとのこと。

 

これなら私のように原因がはっきり捉えられないものでも、イケるかも?!と思った次第。

 

 

・・・・で、正直半信半疑ながらこれを11月後半ぐらいから始めてみて、はや数ヶ月。

 

驚くことに、この2年悩まされた不調が、かなり弱まった。

 

まだ、生理後半~月経後1週間ぐらいの動悸・胸痛は完全にはなくなっているほどではない。

でも、3ヶ月目あたりで、ぐんと改善したのがわかった。

気づいたら、

あれ?いつもの胸痛がない。

あれ?動いても息切れしない。

と、わかったのだった。

PMSもほぼ無くなり、生理前後の酷い首・肩こりもかなり軽減された。(これは嬉しい!)

 

完全に治ったわけでなく最大のトリガー期間である「生理(ホルモン周期)」の頃は若干息苦しさは出ることはあるけど…

今では、その↑ホルモン周期のピーク時期を除き、

 

✔ 家事も普通に出来る

✔ 買い物も普通にできる

✔ そして何よりも運動もできる

(=どれも息切れで苦しくなったりで苦痛を伴わない。)

 

つまり、藤川理論、私には効果でてるぽいです。

 

数値的には万年一桁だったプロテイン指標のBUN値が、先日の血液検査では16まであがりました。飛び出すハート
(著書によると16でも足りないらしいけど…基準値MAXの20必要らしい)

 

心あたりは月経過多

 

鉄分+タンパク質不足に心あたりはある。

特に、なぜかホルモン周期のたびに具合悪かったってことが。

→更年期なのかも?!と疑ったがホルモン値は問題なかった

 

私の場合、原因究明のためあれこれ病院行く中で、子宮筋腫がわかった。

子宮筋腫といえば…

月経過多🩸

 

実は、体調不良が始まる数ヶ月前から出血の多さに悩まされていて。

1回の月経期間に総じてお玉1杯分ぐらいの量の血の塊が出るので、あまりにもホラーすぎたし、内臓がもげて出ているような感覚で、大量出血が続いていた。しかも、過多月経+10日ぐらいダラダラ続く。

一番大きいナプキンや履くおむつタイプを使っても漏れることが増え、外出先で漏れて服を汚し、慌てたことも多々。

それまでは布ナプ使用していたけど、この体調不良が始まるちょっと前(2年半前)からとてもじゃないが使えなくなった。

紙ナプキンでも「重っ!!」って感じるほどで、ゴミ箱に捨てる時にドカッ!と音が出るほど血を吸収してる。


つまり、毎月定期的に大量の鉄分・タンパク質が漏出していることを意味する。

しかも体調不良が出る直前、月経過多に加えて私は無理な自己流KETOダイエットをしており、変な栄養不足に陥っていたはず。さらにコロナに罹患中に来た生理はこの酷い症状(大量出血)と動悸も強く出た。

 

ただ、症状から言ってこの動悸とか顔色悪い症状が、貧血っぽいなってのは自分の体感からも感じていたので、これまでも貧血を疑って検査しても、血中のヘモグロビン値は基準値内といつも言われており、対処法がなかったのだった。

 

しかしながら、潜在性の鉄不足として“貯蔵鉄(フェリチン)”不足の隠れ貧血があるとは初耳。

 

 

毎月月経で大量の鉄分とタンパク質を喪失しているため(血液🩸はタンパク質なので)、そのせいか、私の場合は鉄分+タンパク質を補っただけで驚くほどに体調改善した。

え・やっぱりしばらく悩まされてた動悸って貧血?!

子宮筋腫による月経過多が原因だったのー?!!?

ってなぐらい、あっという間に回復したのでした…

 

やってみて困ったことなど

 

 

 

しかし、これやってみて困ったことがある。

 

最初は著書にあるように、"プロテイン不足ゆえにプロテインが飲めなかった”し消化吸収うまくいかなかった。

常にお腹パンパンで、苦しかった。。。泣

今でもまだ、常にお腹の中をプロテインが占めていて、ご飯がまともに食べられません…

気分的にも、「お腹いっぱいなのに更にこれからプロテイン飲まなきゃいけないの~?!」と毎日うんざりしていた。

 

そして、最大のデメリットは。

プロテイン飲みだしてから、4kgも太ったこと(T_T)

5年前の出産直後と同じぐらいになってもーた…orz

 

朝:プロテイン+バナナ

昼:玄米と小豆のご飯+納豆+目玉焼き+タンパク質源(肉など)

夜:プロテイン+普通のご飯メニューの主食抜き(←プロテインを飲んでて苦しいので、ご飯の食べる総量も少ない)

間食:コマイ、あたりめなどの栄養あって糖質の少ないオツマミ系

生活習慣:喫煙・飲酒・カフェイン摂取ゼロ・なし

パン・パスタのような小麦主食はほとんど採らない

飲み物は無糖炭酸水が多し

ーーー

と、だいたい糖質を抑えたこんな食事でも、35歳ぐらいから何をしても痩せにくく、太りやすくなっていて。

上記のプロテインを除いた状況で、これまではなんとか体重を「現状維持」ができていた状況。

だから、プロテイン追加だけで激太りしたという。

中性脂肪なんてむしろ「低値」(メタボの逆バージョンで、栄養不足・運動しすぎ等の人がなるやつ)で引っかかるぐらいなのに、痩せない・太っていくのは謎すぎる~~~~はてなマークはてなマークはてなマークはてなマーク

 

 

他のデメリットは、素人には吸収率の高いキレート鉄の摂取量の調整が難しいこと。
それは、フェリチンを測ってくれる病院なんて地域でそうそう見つからないためだ。

(しかもフェリチン測定は3割負担でなく自己負担でお金かかります)

 

そんじょそこらの病院ではサプリ指導やフェリチン検査をしているところもなく、むしろ藤川理論アンチな医師も多いらしいので…理解ある病院を見つけて経過観察するってのが一番の難点・ハードル高い点。私にも近所に見つかっていない。

 

一応オンラインでは検査キットあるみたいです↓

(精度は高くないらしいが、私もこれから半年に1回ぐらいの頻度で測ってみる予定)

 

 

また、腸内のカンジダ菌が鉄分を栄養として増えるためらしいが、これをやっていると若干リーキーガット気味で、お腹の膨満感・ガス感がすごかった。

 

最初にやるべきとされる「プロテイン不足の解消」がだいぶ進んで時間経過とともに徐々にお腹の調子も良くなってきたけど、小麦製品を食べると如実にお腹の調子が酷くなるので、普段の食事には絶対に気をつける必要がある。

主食を小豆と玄米を塩で炊いたご飯を食べたら調子良いので、私はそれで様子見中。

 

<注意>
以上の話はあくまで個人の体質・感想です。
ちなみに私は半信半疑だったので、著書に忠実に従わず、サプリの規定量をガッツリ超えた摂取はあまりしていません。
ビタミン類はサプリの入れ物に書いてある規定量を。
鉄分+タンパク質+メガビタミンならぬ普通量ビタミン。といった感じでやってます。

また、吸収率の高いキレート鉄、1日3錠ぐらい(108mg)飲めと本にはあったけど怖いので、私は2錠までで様子見。(72mg)

ただ、体調良くなったからと1錠に減らしてみたらその1~2週間後ぐらいからやはりまた動悸息切れの不調が出てしまい、2錠に戻したらその1週間後ぐらいに好調に戻ったので、1錠では足りないんだな…と判断し、しばらく2錠を継続中。(月経過多なので、1錠のみだと摂取量<喪失量なのかも)

プロテインは、本にある容量を飲んでます。朝晩2食。

 

 

よく効いたので今後もコツコツ

 

 

過去2年は、自分の苦しい体調にばかり意識が向いていたが、今は体調が気にならずに好きなことに没頭できる日が増え、それこそが健康だな✨と感じ、ものすごく幸せ。

 

とりあえず、原因の元凶として怪しい子宮筋腫と月経過多は毎年経過観察しながら、それに合わせて閉経までの数年間は鉄分サプリは必須かな?と予想される状況。

 

長かった不調によーやっと光が見えてきて嬉しい泣

 

今年はしばらく

●栄養(藤川理論)

●睡眠

●運動

この3本柱をコツコツやりつつ。

しっかり体調整えて行くぞー💨