どうもオヒサシブリw


介護士に必要な事ってなんでしょうか。


これは十人十色な感じで挙げればきりがないところもあります。


なのでワタクシ的な視点でw


いつも私は介護士に必要なことは愛と勇気だ!と語っておりますが、


それは今回は置いといてwww


介護士に必要な事(心構えも含む)


①命(人生)を預かるという自覚


②話を聴く


③探究心・研究心


④エビデンスに基づく技術


⑤ちょっとしたユーモア


私的にはこの5つが中心ですね。


先ず、すべての基となる部分が①ですね。


命・人生を預かると自覚すること。すごく重い感じがしますが、自己選択


自己決定といわれますが、実際には私たち次第で良くも悪くもなるのが


現状です。その人らしい人生を送っていただくためには自分たちが扱って


いる対象をしっかり自覚することが大切です。


このことが解っていればいい加減な対応や尊厳を無視した声掛けなどは


決してできないはずですよね。


この自覚がない人は介護士ではないです。・・・と言いたい。・・・くらい。



②~先はまた書きますのでお楽しみにw




皆様ハインリッヒの法則はご存じですか?


リスクマネジメントの話によく登場しますね。


1:29:300の比率で表されるこの法則。


1つの重大事故の背景には29の軽微な事故が存在し、


またまたその背景には300の異常(ミス)が存在する的な


やつですw



一般的に事故として扱われるのが1と29の部分。300のは


いわゆるヒヤリハットとして扱われることが多いですね。


つまり一つの事故には最低300のヒヤリハットが存在したこと


になります。でも、実際には挙げきれないですよね。



しかし、一人では挙げきれない、気付かないヒヤリハットも多くの


目や感性によってその情報はとても大きく深くなると考えられます。


特に医療・福祉の現場ではそれを可能にさせるマンパワーがあるはず


ですからね。


このことを如何に周知して、ヒヤリハット(リスク)の発見に努めるかが


事故軽減につながると言えます。



また、この比率をどこに照準を合わせるか。これも大切だと常々言って


います。


どういうことかというと、1つの重大事故をたとえば骨折などの大きな事故


に当てはめるのか、転倒や内出血などの事故に当てはめるのか。によって


それ以下の29の事故300のミスの情報に差がでてくるということ。


言ってしまえばどんな事故やミスに対しても当てはめることが出来、それに


対し、無数のヒヤリハットが存在すると言えます。


つまり、そういう感性を持つということで私たちの情報量が増え、より安全安楽


なサービスが実現できるということです。



私たちは人間。絶対にミスをします。それを防げる、フォローできる体制を如何に


整えるかがリスクマネジメントの永遠の課題ですね。




この話題は真剣に書くとかな~~~~~~~~り長くなるのでw


とりあえずなんとなくな内容でwそのうちいくつかに分けて書いていきます。



私たちはってかほとんどの仕事がそうですが、「リスク」を感じながら仕事


をしています。正確には隣り合わせかな・・・


当然起こってしまった事故に関しては適切に対処する必要がありますが、


リスクマネジメントについて大切なことが大きく2つあります。


①リスクの回避


②リスクの処理


ここでいうリスクは主に介護事故を指して使っていますが、この2つについて


しっかり考えていかなくてはいけません。


①リスクの回避ですが、如何に事故なく過ごせるかというのが安全・安楽の近道


ですね。ただ、回避するためには目の前のリスクに対しての対応だけではうまく


いきません。大切なのはリスクを予見すること。


そのためには、現状からどれだけのリスクを想像できるかが大切です。これには


経験とアンテナの高さが求められます。


経験に関しては言うまでもありませんが、アンテナの高さというのは普段からどれ


だけ「危ない」と思っているかという部分が大きいです。


ちょっと躓いただけで「危ない」「あ~転ばなくて怪我なくてよかった」と思う人と


「ちゃんと歩かないと」と思う人とでは一つの状況から想像できるリスクに大きく


差ができると思いますよね。


如何にヒヤリハットに気づくかということやね。結局一言やけどw



②は処理と書きましたが、要するに原因の究明と対策です。


これは責任の所在を追及する作業ではなく。「次を起こさない」ための作業だと


いうことをしっかり念頭に置かなくてはいけません。


どうも多くのひとがこのことを忘れて始末書のようなイメージで報告書に原因と


対策を記入されています。なので結局精度が落ちることとなり再発を引き越して


しまっています。


なので次を起こさないためにも、しっかり状況を把握して原因の究明に努める。


そして、原因に沿って適切かつ具体的な対策を講じていく。というのが処理につい


ての大切な部分ですね。