先日、チームケアについて触れました。


今回はその中で大切な事として職域について。


職域というのは、チームに関わる職種の領域であります。



つまり、医師 看護師 などの医療行為だったり、療法士などによる


リハビリだったり。


で、何が大切かというと、その職域を浸食しない、侵さないということです。


チームケアにおいては、それぞれの専門性を発揮することが大切ですが、


同時にそれぞれの専門性を活かす、尊重することもとても大切な事です。



そうすることによって、個々に動くのではなく互いに声を掛け合い、協力し


合い、密に連携し、情報の共有も可能になるわけです。


なので、チームケアにおいて一番危険なことは自己判断ともとれます。


誰にも相談せず、報告せず作業してしまうと、職域を侵すことに繋がる


だけでなく、利用者に不利益が起きたときの対処がしづらくなります。



なので、チーム内での報連相は職域を守り、個々の専門性を十分に活かす


ケアへつなげるために非常に重要なんですね。



この職域に関してはついついいい加減になってしまいがちな部分ではあるので


この機会に今一度振り返り、お互いの仕事について考えてみてはいかがでしょう


か。

どんな仕事でも、あることですが・・・


情熱をもって仕事している人。サラリーの為に仕事をしているひと。


なんとなく成り行きで仕事をしている人。


このチームとしてやっていかなくてはならない私たちというのは非常に


温度差を感じやすいと思います。



なんとか変えてやろうと努力していますがなかなか実らないのも事実。


でも、どんな温度差があろうと利用者の為にというところは変わりようが


ありませんから、なんとかやって行かなくてはいけません。


まだまだこれから。色々と乗り越えなくてはいけないことが多いので


まだまだ楽しめそうですw

チームケア。


医療・福祉にとって大切な言葉です。


対応の一つひとつは1対1でもその取り巻く背景にはたくさんの


人がかかわりあってその1対1を形成しているのです。


まずは、利用者。対象者がいないと話にならないですねw


そして家族。まぁどこまでが家族かは難しい感じはありますが、家族


の存在は大切です。また、チームの一員としてケアに参加してもらう


のは大きな意味があります。


言葉の表現は難しいんですが、利用者の家族としてだけではなくて、


チームの一員である家族として関わってもらうというのが大切だったり


します。


ちょっとしたことかもしれませんが、理解と協力を求めることと、一体的に


関わっていくためにも大切なことです。


そして、ケアマネ・相談員・介護・看護・医師・リハビリ・行政・ボランティア


など多くの職種がチームとして直接的・間接的にかかわります。


ここで、大切なのは職域と位置関係です。


また、職域と位置関係について各論として書いていきます。