建築家長沼幸充ブログ -225ページ目

モザイクタイルを貼る

今日は、飲食店の現場に行く予定ではなかったのですが、


どうも仕上げが気になり、合間を縫って行ってきました。




現場は、床と壁タイルの作業中でした。




厨房内ガス台が置かれる場所の壁は、25mm角のモザイクタイルを貼ります。




モザイクタイルのような小さなタイルを貼る場合は、


1つ1つを貼っていくと、どうしても綺麗に並べるのが難しくなってしまいます。




そのため、最初からタイル100枚くらいが綺麗に並んだ状態で、


紙に貼られたシート状になっており、それを貼っていきます。




タイル貼り最中





約30センチ角のシート状になっており、それらを綺麗に並べて、


あとで表面に貼られた茶色の紙をはがすと、モザイクタイルが表れます。




タイル貼り完成





最後に、タイルとタイルの間の隙間に、目地材を詰めれば、完成です。


色とりどりのモザイクタイルを貼ることで、華やかな壁になりました。





敷地測量と地盤調査

今日は、現在設計中の住宅の敷地測量と地盤調査に立ち会いました。


敷地には、現在も建物が建っていて、いろいろな樹木も植わっています。

そのため測量にも手間取っていました。



家づくりを考えている方がまず行うことは、土地を探すことだと思います。


家族が持っている土地を譲ってもらう、不動産屋さんで探し購入する、

などが土地の代表的な入手方法でしょうか。


不動産屋さんが扱っている土地では、すでに測量が行われていることもありますが、

家族が所有していたものなどは、測量していないことがほとんどです。


法務局に保管されている土地の登記簿にも、敷地面積が記されていますが、

だいたいは古いものだったり、場合によっては実際とかなりの誤差があるものも。


そのため、建物を計画する前に、改めて敷地測量を行うことをお勧めします。



もう一点土地について忘れてはならないのが、地盤調査です。


現在建物が建っている土地に建て替える場合は、現在の建物が傾いていない限り、

軟弱な土地ではない、ということになります。


しかし現在更地で、昔はどうなっていたか分からないという場合には、

必ず地盤調査を行って下さい。


地盤調査を行わないで設計を完了し、いざ工事に入ってみたら、

軟弱な地盤でちょっと重い建物では沈んでしまう、なんてことが分かったら大変です。


地盤改良といって、敷地の土とセメント系固化剤を混ぜ合わせ、

土地の強度を上げる必要が出てきます。

(その他にも改良方法はあります)


この作業には時間とコストがかかるため、建物完成の予算・時期に大きく影響してきます。


また基礎の形や工法の変更なども出てくるので、設計を行う前に、

地盤調査を行い、改良する必要があるのか確認したほうが安心です。



ちなみに今日行った地盤調査の方法は、スウェーデン式サウンディング試験(SS試験)というもの。

金属ロッドを地中に回転させながらねじ込み、その回転数などで地盤強度を測定するものです。


他にもボーリング試験や表面波探査試験などがありますが、

住宅規模ですと、作業の簡易さやコストを考えると、SS試験が手軽に行える試験だと思います。


今日の作業風景は、こんな感じです。


地盤調査





自然塗料を塗る

今日は、午前中に図面や雑務をこなし、


午後から飲食店の現場へ。




壁下地のボードも完了し、一部木製カウンターなども入りました。


だいぶ店の形が表れてきました。


クライアントにも、より具体的なイメージが沸いてきたと思います。




カウンター




職人さん相談中





メインのカウンターはW500と幅広です。




この飲食店は、スタンディングバーやイタリアのバールをイメージしていますので、


このカウンターを挟んで、店員とお客さんが話すという作りになっています。




これら木材にはドイツの木材用塗料オスモカラーを塗ります。




自然塗料オスモカラー





オスモカラーは別名「自然塗料」と言われることもありますが、


原料に防虫剤や防腐剤などが入っておらず、植物性原料で作られています。




そのためホルムアルデヒドなど、シックハウス対策にも有効な塗料です。


環境問題に厳しいドイツならではの材料です。




塗ったときの色合いも木目を生かす風合いで、私は好んで使います。




工事も塗装まで入ってくると、もう少し。


今週末には床のタイルが張られ、一気に完成に向かいます。