変更された建築確認申請
今日の読売新聞に、建築確認申請についての記事がありました。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070828i306.htm
耐震偽造事件によって、建築確認のしくみが変わり、特に構造計算についての審査が
より厳しくなりました。
これまで計算書をチェックする審査機関が認めれば、申請を受理されたものが、
第三者機関によって二重のチェックをすることが義務づけられたのです。
例えば、木造住宅の小規模なものは構造計算をする必要がないために、
これまでの申請とさほど変化はないようですが、
鉄筋コンクリート造などや大規模なものは、二重チェックの対象となります。
以前にある役所の建築指導課に問い合わせたところ、今回の読売新聞にあるように、
申請が1件もないということを聞きました。
新しい審査過程において、どのようなチェックがなされるのか、まだ不明瞭な点がおおく
設計者も事業主もしばらくは様子を見ようという雰囲気なのでしょう。
これまでと違い二重チェックをする必要があるため、審査スケジュールも長くなります。
またこれまで認められていた訂正などが受け付けられなくなったために、
建築確認にかかる時間は約2倍くらいにはなるのではないでしょうか。
さらにチェック項目が増えることで、申請料の上昇もあるでしょう。
耐震偽造事件により、建物の安全性を確保することを目的として行われた建築基準法の改正。
これまで以上に建築確認申請の重要性が高まってくると思います。

