建築家長沼幸充ブログ -171ページ目

素材の使い方で

あるプロジェクトのため、メーカーと打ち合わせ。


こちらのイメージ、要望を伝えると、「無茶言わないでください」と。




そんなに無茶なことを言ったつもりはないのですが、


今までやったことのない素材の使い方だったようです。




施工できなければ意味がないので、改善案を考えることにしましたが、


今までにない考え方には可能性も感じました。




イメージと実施のギャップをいかに埋めるか。



フラット35中間検査の申し込み

今日は、確認検査機関へフラット35中間検査の申し込みに行きました。




フラット35とは、住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)の住宅融資で、


長期間にわたり固定金利で融資を行うものです。




この融資を受けるには、「設計段階」「工事途中(中間検査)」「完成時(完了検査)」


という三段階で、確認検査機関によるチェックが入ります。


完了検査で問題なければ、はれて「適合証明書」を発行してもらい、


フラット35融資が成立する仕組みです。




木造二階建てくらいの規模で、銀行融資のみの場合は、


中間検査などいらないので、フラット35を使う場合の方が、


より厳しい第三者による検査を受けることになります。




もちろん手間がかかり、検査料も余計にかかることになりますが、


工事途中で不具合をチェックすることが出来るので、安心度は高まるかもしれません。





space for your future展に行く

東京都現代美術館で開催している「space for your future」展に行ってきました。



全体の印象としては、アートが昔のように額縁の中に収まらずに、

その周りの空間にまでフィールドを広げていると感じました。


展示スペースに、さらに箱を置いて、その中に作品を置くことで、

箱の内部空間まで作品としてしまうようなものがいくつかありました。

(前田征紀、蜷川実花など)


また変化するということを積極的に取り入れている作品もありました。

(石上純也、エイザベッタ・ディマッジョ)

例えば石上氏のアルミを貼られたボックスは、中にヘリウムガスが充填され、

吹き抜けの展示スペース内に浮かんでいました。

それは空調の風を受けることで、上下左右に動いています。


また映像作品でいえば、作家の視点で撮られたものがあり、

それはまるで鑑賞者が実体験しているかのような感覚を与えます。


これらは、これまでのアートにあった「見る」「見られる」の関係を反転したり、

作家の用意する固定された視点から離れたものです。

アートとスペースの関係がより近くなり、アートも体験できるものになりつつあります。

逆に言えば、スペースもアートに近くなっており、

これからの新しいスペース/アートは、明確に区別の出来ないものになるのかもしれません。



展示スペースは写真を撮ることが出来なかったのですが、

エントランスにあった作品を載せます。


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