space for your future展に行く
東京都現代美術館で開催している「space for your future」展に行ってきました。
全体の印象としては、アートが昔のように額縁の中に収まらずに、
その周りの空間にまでフィールドを広げていると感じました。
展示スペースに、さらに箱を置いて、その中に作品を置くことで、
箱の内部空間まで作品としてしまうようなものがいくつかありました。
(前田征紀、蜷川実花など)
また変化するということを積極的に取り入れている作品もありました。
(石上純也、エイザベッタ・ディマッジョ)
例えば石上氏のアルミを貼られたボックスは、中にヘリウムガスが充填され、
吹き抜けの展示スペース内に浮かんでいました。
それは空調の風を受けることで、上下左右に動いています。
また映像作品でいえば、作家の視点で撮られたものがあり、
それはまるで鑑賞者が実体験しているかのような感覚を与えます。
これらは、これまでのアートにあった「見る」「見られる」の関係を反転したり、
作家の用意する固定された視点から離れたものです。
アートとスペースの関係がより近くなり、アートも体験できるものになりつつあります。
逆に言えば、スペースもアートに近くなっており、
これからの新しいスペース/アートは、明確に区別の出来ないものになるのかもしれません。
展示スペースは写真を撮ることが出来なかったのですが、
エントランスにあった作品を載せます。

