HMKL Super Jordan
スーパージョーダンを作るきっかけは昨年9月のTOP50桧原湖戦!
早稲沢の4~6mのフラットにワカサギを求めてスクールするスモール
をジョーダンで狙っていたわけですが・・・
初日、2日目と開始から9~10時位までは周りにいる他の選手が
驚くほど私のジョーダンにバイトがありました。
多いときですとワンキャストに5~6回バイトがありましたが、
スクールでジョーダンを奪い合うので何回もジョーダンは飛ばされ
フックにかかるのはわずかでした。
このバイトを全部ものにするのは中々難しいと思いますが、
何パーセントでも良いので確率を上げるために新たなジョーダンを
作ってみました。
Super Jordan68 68mm、3.2g
Super Jordan53 53mm、2.0g
確率を上げるためにフックを1つ増やし、僅かなかかりでも
奥に食い込む内向きフックを採用し、一度かかったらばれにくい
スイベルフックハンガーシステムを搭載しました(53は前方のみ)。
HMKL Shad 45
写真上:HMKL Shad 65 SR
中:HMKL Shad 45 (シングルフック仕様)
下:HMKL Shad 45 (トリプルフック仕様)
春にハンクルシャッド45mmが新発売される予定です。
最初のリリースは、マスの管理釣り場用です。
その後は、渓流、バス用を予定しています。
最大深度1m程の1機種のみで、動きはShad65と同じく
難しい魚にも有効なタイトロールですが、ボディーが小さいため
目立たせるため少し大きめのアクションにしています。
またフックハンガーにはShad65同様に前後ともバラシの非常に
少ないスイベルシステムを採用しています。
この45mmは固定ウエイトで内部にプレートを装備するカラーも
可能になりました。
ルアーウエイトはフローティング、サスペンド、シンキングタイプ
で異なり、2.5~3.5gの予定です。
K-I PROP HIME
プリスポーニングの季節に福岡の遠賀川に試合で行ったのですが、
釣りが出来ずそのままとんぼ返り、それから長ーい自粛生活!
季節はすでにポストスポーニングからサマーシーズンになろうとしています。
話はそれますが、世間ではこの時期をよくアフターと言います・・・
プリスポーニングの時は誰もビフォースポーニングと言わないのに
いきなりアフターになってチョット違和感を感じてます。
そんな季節に数年ぶりにK-I PROP HIMEを発売します。
このタイプを作るきっかけとなったのは、やはりスピナーテールバンゴー
でした。
1982年アーカンソー州
湖はポストスポーニングの時期、ガイドに勧められるまま、
スピナーテールバンゴーを使いこのタイプのルアーで初めて
大爆釣しました。
他の釣り方では全く釣れないときでしたので尚更このことが忘れられず
K-I PROP HIME作ることになりました。
水温がまだ上がりきらないポストからサマーシーズン、バスは
カバーやストラクチャーの直下にサスペンドしていることが多いです。
そんな状況に、ペラのスプラッシュ音とボディーのフラッシングで誘い、
浮かしてポーズで食わせることができるこのタイプはかなり効果があります。
また、このK-I PROP HIMEでは、何十年ルアー作りしていても
「えっそうなの!!!」と驚くことがありました。
2年前、海外のお客様からこのK-I PROP HIMEが動かないと
クレームがあり送り返していただきました。
水槽で泳がしてみたらペラは回りますがボディーはほとんどロール
しません、確かに動かないのです。
不安になり最初に作ったストック品をだしてテストしたら問題なく泳ぎます。
外見に違いはなく浮き方も変わらない。
何が違うのか解らず一日考えた挙句、ダメ元でペラは回るが一応もっと
回転が良くなるようチョットだけペラをひねってテスト・・・
「あらー」いきなり1から100になったように劇的に動くようになりました!
回りにくいペラが抵抗になり、ボディーが動かなくなっていたようです。
還暦超えて「いやー勉強になりました!」
ボディの動きが良くないときは、ヒートンの締め付けの調整、
ペラの曲がり、ごみ等を取ってペラの回転を良くしてみて下さい。