勝負心

読書感想シリーズです。

王将戦が佳境に差し掛かっているので、

渡辺明２冠の著書『勝負心』を読んでみました。

２０１３年１１月発行の渡辺２冠が２９歳の時の本です。

１９０ページ程の内、３分の１以上が羽生名人について

であり、最大の倒すべき相手としながらも「羽生愛」が

隠し切れない内容です。

「不敵」と呼ばれた若かりし頃の言動にも反省（言い訳）

の言葉があり、３０歳を前に人間としての成長を感じさせる

内容です。（上から目線でスイマセン）

合理的とも呼ばれる勝負術もアマチュアにとってお手本と

なる事項も多く、一読の価値ありとお勧めします。

将棋