築地波除神社から晴海通りを渡り
通りは居留地中央通り
居留地というと横浜や神戸などの貿易港を連想しますが・・・
この先に、築地居留地があったそうです
中央区あかつき公園
園内にある「シーボルト」像
シーボルトは、長崎出島のオランダ総領事ら江戸に出府に同行
江戸の医師にも西洋医学の基礎を教えたそうです
江戸における指導は、江戸蘭学発展のために貢献するところが大きく
この地が江戸蘭学発祥の地と考え
娘いねが築地に産院を開業したこともあり
また明治初期~中期にこの一帯に外国人居留地が設けられていたことから
彼の胸像が建てられたそうです
公園より見上げる聖路加タワー
そして、聖路加国際病院旧館
聖路加国際大学と病院近くの交差点に「日本近代文化事始の地」として
「慶応大学発祥の地」の碑は
福沢諭吉は、中津藩の命により安政5年(1858年)
江戸築地に蘭学塾を開いたが、外遊によって西洋文明を摂取し
蘭学より英学の振興が必要と考え
慶応4年(1868年)「慶応義塾」と称する私塾を開設
明治4年(1871年)に芝三田に移転
明治23年(1890年)に大学として正式に認可され
日本最初の私立大学となったそうです
「蘭学の泉はここに」碑は
前野良沢(中津藩医)・杉田玄白(小浜藩医)らが
この築地近く(鉄砲洲)にあった中津藩邸で
オランダ語の解剖書「ターヘル・アナトミア(解体新書)」の翻訳を
行ったことを記念するものだそうです