アドリブ将軍モッタの『イチ確』 -36ページ目

運命は自分らしく ~眠るパー子~

パー子と交わった日の夜は、気持ちを落ち着かせるため夜の街へと出勤


行きつけのスナックで、いつものように米焼酎のお湯割り。隣にはいつもの女性


別にスナックに行きたかったわけではないが、変わった出来事から逃避したかったという感情があったため、酒と会話が欲しかった


ちょっと儲けたからってテンションが上がるわけでもないが、さすがに高鳴る鼓動を抑えることは難しい


「今なら何を打っても勝てるかも」


そんなことを一瞬考えながらも、それをやれば今までの苦労が水の泡。それは遊び打ちとは別で、淡い幻想に動かされているようでは『真』の期待値収集家にはなれない


パー子と交わってしまった結果の出来事も、元を辿れば期待値のある台を打ったからだ


少し時間が経った米焼酎お湯割りを口にし、深呼吸しながら心を落ち着かせた


モッタ「・・・まだ、ぬるいな」


スナック女性「あっ、焼酎ぬるかったですか?」


モッタ「いや、焼酎じゃなくて自分自身がね・・・」


スナック女性「・・・??」


決まったと思ったセリフも、女性の顔は手元の焼酎より冷めきっていた


その晩、私は部屋で独り、全裸で泣いた


9月7日


特に狙いがないため、ホールに向かったのは昼過ぎのこと。マイホは育っている台がないため、駅前のホールへ足を運ぶ


ここでモンキーの宵越し700ハマリを発見。このホールはたまに設定変更するので、積極的な宵越し狙いは避けているが、とりあえず優出モードとゾーンのズレで判断を試みる


打った感じ据え置き濃厚のため、当たるまで続行。この台は投資7,000円でゲーム数解除


モッタ「ふぅ・・・。なんとか安い投資でヒットしたな。とりあえず今日は胸焼けないし、大丈夫かな・・・」


ドックン・・・ドックン・・・


ARTをスタートしたのはいいが、前日の出来事が影響してか。私の体は静かな出来事に耐えられなくなっていた


モッタ「ち、ちくしょう・・・。依存しちまってる・・・情けねぇ。なぁ、パー子・・・聞こえるか?君が必要なんだ・・・」


情けなかった。一人で歩いているつもりだった私だが、気付けば誰かに温もりを求めていた


モッタ「なぁ・・・パー子、情けないよな。君を邪魔者扱いしていた自分が、今度は君を必要としているんだもん。・・・笑いたければ笑えよ・・・」


そこに前日の甲高い笑い声はない。鳴り響くモンキーのSGラッシュ音・・・いつもの音が、妙に寂しく感じた


モッタ「こんな僕を笑っていいんだよ・・・。いや、笑えよ・・・笑ってくれよ・・・僕は、僕は・・・君の笑顔が必要なんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」


ドックン、ドックン、ドックン


パー子「フフフ・・・。私と交わらなくても、あなたは大丈夫よ」



モッタ「えっ!?あなたは・・・パ、パー子・・・?でも、その姿は・・・」



パー子「フフフ、あれは仮の姿。それよりモッタさん・・・。確かに私と交わった結果、出たかもしれない(意味深)。でもね、あなたは本来の自分を見失っている。だから・・・目を覚ましなさい!!」


バチーン!!バチーン!!


モッタ「ぐはっ!!な、殴った・・・二度もぶった!!親父にもぶたれたことないのにぃぃぃ!!」



パー子「その痛みは数分でなくなるわ。でもね、ここであなたを助けることによって残る代償は一生なくならないの。その残った代償(なぐさめ)で自分を失いたければ、好きにしたらいいわ」


モッタ「はっ。そうか、僕は僕らしく生きなきゃ意味がないんだ・・・。他人が作った道を歩いても、それは人生なんて言わない。結果にインパクトを残すことが僕じゃない・・・。僕は、僕は・・・」


パー子「さぁ、笑いましょう。今度は将軍(あなた)らしさで私を笑わせて」


モッタ「僕は、僕は・・・僕はアドリブ将軍モッタ。ここでアドリブがきかない奴は勝てない・・・」



パー子「さぁ、踏み出すのです。あなたの新しい一歩を」


ピキーーーーン



モッタ「ここだ!!!」





パー子「これ、これだわ!!」



モッタ「ちぃ!!中途半端!!」


※投資7,000円


モッタ「感じる。そこだっ!!!」



モンキー終了後、すぐに台移動。次にチョイスしたのはバジリスクの780ハマリ。これは投資13,000円で巻物からART


パー子「さぁ、未完の奥義を」



モッタ「パー子も一緒に!!AT(アドリブ・タンタンメン)フィールド70%!!」







モッタ「アドリブパー子!!!」


※パー子ヘアに大変身(意味なし)



※投資13,000円。7日、+31,200円


モッタ「やっぱ派手な結果は出なかったなぁ。・・・パー子、今さらだけど昨日は助かったよ。ありがと・・・あれ、パー子!?」


そこにパー子の姿はなかった。しかし姿は消えても、消えない事実もある


それはパー子が教えてくれた『自分らしく』の本当の意味


最近は『自分らしく』を口にしながらも、周りの雑音に振り回されていた気がする


周りを気にして生きることが悪いということではないが、そればかりでは本当に疲れてしまう


小さな一歩でイイ・・・


その積み重ねが長く立派な道になればいいから、結果が出ないことに文句を言うのであれば、まずは小さな努力を積み重ね、そして明るい色の未来にしよう


そう、林家パー子さんが大好きなピンクのような明るい色の未来へ・・・


『バカだな。一時のテンションに身を任せる奴は身を滅ぼすんだよ』

by坂田銀時

運命の交わり ~目覚めるパー子~

私が彼女に出逢ったのは、夏らしさを感じるようになった6月の始めくらいだっただろうか


暇なのか忙しいのかさえわからない毎日を送る私が落ち着くのは、ホールが閉店する午後11時前後だが、この時間は言うまでもなく街の灯りは薄暗い


田舎は遊び場が少なく、おまけに閉店時間も早い。それ故に、行くのは決まってスナックだったりする


しかし毎日行くほど大金は持っていないため、スナックに行かない夜はドラッグストアで買い物をしたりするのが日課だ


数少ないドラッグストアは24時まで営業しているため、私のような行動をする者にはありがたい話


そして9月5日は小銭程度しか稼げなかったため、ため息をつきながらドラッグストアに入る


手に取ったのは、どこにでもある栄養ドリンク。本日の買い物はこれだけ


それを片手にレジへ向かう私を待っていたのが、彼女だった


先に紹介させていただくと、彼女の名前や年齢は一切知らない。私が知っているのは、彼女が『林家パー子』にソックリということだけ


レジに栄養ドリンクを置くと、パー子は上目使いで私にこう言った


パー子「あなた、栄養ドリンクは結構お飲みになるの?」


女性に上目使いをされるなんて、何年ぶりのことだろうか?


そして何年ぶりのことだろうか?


これだけ興奮しない上目使いを見たのは・・・。見た印象で言うなら、年齢は話題の元横綱女将と同じくらいだろう。母より上だからなのか、その上目使いには興味はなく、パー子の質問に応えた


モッタ「それなりに飲むかなぁ」


パー子「本当は肝臓によくないから、栄養ドリンクはオススメしないの。だから、どうせならこれを買った方がいいわ」


パー子がオススメしてきたのは、少し大きめのビンに入ったモノ。話が長くなるのも嫌だったので、私はレジに置いた栄養ドリンクを下げ、パー子オススメのドリンクを購入した


パー子「これを飲めば、色んなと・こ・ろ・が元気イッパイよ」


パー子の言葉が少しだけイヤらしく感じたが、そんなのでイチイチ私の色んなところが反応するほど、私も落ちぶれてはいない


その日は帰って食事を済ませ、次の日の稼働のためにと休養をとった


9月6日


モッタ「パー子のオススメでも飲んでみるかぁ・・・。ゴクッゴクッ」


4000円近い値段のドリンクなので、一度試しにと飲んでみた。少し濃い味に胸焼けを感じるが、その時は気にするほどでもなかった


ホールに到着したのは開店から1時間が経ったくらい。狙いはバジリスクの宵越し天井だったが、狙い台が育つほど稼働はない


ここで最初にチョイスしたのが『猿番長』の310ハマリ。前人者の液晶を一瞬だけ見ていたが、どうも前兆らしいところでヤメた様子


打ち出すと投資2,000円でバケ。しかし問題はここからで、ARTに突入しない


天国ループでチャンスはあるものの、なかなかチャンスを活かせない私はイラ立ちを隠せずにいた


そのときだった


ドクン・・・ドクン・・・


朝の胸焼けがどんどん酷くなり、心拍数が上がっていくのが自分でもわかった


モッタ「うぅ・・・」


正直、ドリンクの影響ではなく変な病気なのでは?と疑い始めたが、このとき『ヤツ』が目覚めた


「ハァーーハァーーハァwwwwww」


※パー子、お目覚め


モッタ「な、なんだ!?パ、パー子の怨念が体に流れ込んでくる!汗」


パー子「アハハハッwwwwww」


パー子は私の心(なか)で高笑いを続けた。しかし、まだ稼働中。ここでヤメるわけにはいかないと、必死でレバーを叩き続けた


モッタ「ここで・・・ア、アドリブが・・・きか・・ねぇ、奴は・・・勝て、ねぇ・・・」


パー子「アドリブ、ハァーハァーwwwwwwwwww」


そのパー子の怨念は、レバーを叩く右手に集中してきた



追加投資1,000円で引いたビッグ中にART当選





モッタ「な、なんだ!?これがパー子がオススメするドリンクの力だというのか!?汗」


パー子「オススメ、ハァーハァーwwwwwwwwww」


※さらに高笑い





なんとARTに突入するまでに、1ゲーム連が19連。だが、状況を把握するほど私は元気ではなかった。相変わらず胸焼けに苦しむが、勢いは止まらない


※ボーナス連だけの枚数







※投資3,000円


モッタ「ハァハァ・・・や、やっと終わったか・・・」


胸焼けが治まるとともに、ARTも終了。帰るには早い時間帯のため、店移動し、バジリスクの750ハマリを打つも少しだけマイナス


もう一度、最初のホールに戻る


ドクン・・・ドクン・・・


モッタ「んん・・・なんか、このホールに来ると苦しくなるな」


胸焼けの再発に苦しみながらも、見つけたのは『猿番長』の770ハマリ。閉店まで4時間はあるため、打ち出す


モッタ「さっきは思い通りにアドリブが使えなかったからなぁ。今度は集中して・・・ここでアドリブが・・・!!!」


ドクンッ、ドクンッ、ドクンッ


パー子「アドリブ、ハァーハァーハァーwwwwwwwwww」


※パー子、再起動www


モッタ「ま、またか!?パ、パー子め・・・ぐはっ!!汗」



※投資2,000円で荒行チャレンジからART当選


これはART6連で終了するも、再びボーナスからART当選。そしてパー子はさらに元気になる


パー子「ハッハァーーーwww」



モッタ「こ、こうなったら・・・パー子と一体になるっきゃねぇ。こ、ここでパー子と交われない奴は、勝てねぇぇぇぇ!!!」


※心からぺー化した私


パー子&モッタ「ハッハッハッハァァァァァァァァァァァァwwwwwwwwww」






※投資2,000円。6日、+159,000円


何事も自分の信念というモノがあり、人はそれを貫いて強くなるが、人生は簡単なものではない


ときには柔軟な対応をしなければならない。自分の意思とは違う行動をすることに悔やむことはあるかもしれないが、柔軟に判断することが、信念を曲げるということではない


行動は意に反しても、悔やむ気持ちがあるのは自分の信念が残っている証拠


だから次には、自分の信念が貫けるように、一歩一歩でイイから努力しよう


そして最後に笑えればイイ。それはまさに、高笑いを繰り返す林家パー子さんのように・・・


『んも、やだぁアナタったら。ハッハッーーー』

by林家パー子

何事もプラス思考で

ちょっと・・・昨日投稿した記事が消滅って、ふざけんじゃないわよ。そりゃ、オネエ言葉にもなるわよ!!


パトラッシュもビックリの感動記事を書いたのに、なんでアタイが泣いてんのよ。言っとくけど、その辺の安っぽいB級映画に勝っちゃう内容だったんだからね(ツンツン)


12時間経っても未だに『記事を投稿中』って、なんのためのネットワーク社会だよ


佐川急便なら、とっくに送り届けてるっちゅーの!!


少しは佐川急便を見習いなさいよ。少しは佐川男子の写真集見て反省しなさいよ!!


このオタンコナース!!怒


9月3日


こんなバカな私でも、それなりに決め事ってモノがあり、毎月恒例のようにそれをやっている


とは言いながらも、やることは簡単で、月末に『反省』をし、月始めに『思い出し』をするというだけのこと


しかし「何事も馴れた頃が危険!!」と先輩達からお小言を受けたように、こういった自分自身への反省というのは、大人になってからの方が怠り気味になる(あくまで持論)


『反省』は説明をするまでもないが、個人的には月始めに行う『思い出し』が重要だと思っている


『今の自分がある理由』


少しスケールが大きすぎるようだが、これを忘れると痛い思いをしてしまう


人間は面白いもので、なかなか次なる一歩を出そうとしない。いや、正確に言うなら『出したいけど出せない』という感じがピッタリか


しかし、何かに押されて一歩を踏み出せば、あとは恐れなくしてスイスイと進んでいく


そしていつの間にか『感謝』を忘れてしまう。だが大半の人が一歩を踏み出せないときに、誰かに助けを求める


それを助ける仲間がいて、やっと一歩が踏み出せる。だけど時間が経てば忘れてしまうこともあり、挙げ句の果てには、今までの経緯を自分の力と勘違いしてしまう


まぁ、それを防ぐために毎月今までのことを思い出したり、それに感謝したりする


私の場合は18~22歳くらいまで本当に苦しかった。自分の責任で車がペチャンコになるような事故だったり、人との別れだったり・・・


話せば冒頭より涙が溢れてくるが、それでも頑張れたのは、仲間のおかげ


だからたまに思うのよ


ネガティブな発言を連発する人が多いけど、決して不幸な人なんていないのよ。ただ今ある幸せに浸りすぎて、麻痺しているだけ


もちろん誰かとの別れだったりはネガティブ思考になってしまうけど、そこでも少しだけポジティブに考えると楽になるんじゃないのかな


私も別れで泣くこともあるけど、別れで泣ける人と出逢えたんだもの。それだけで自分の人生にプラス


て、ポジティブ過ぎるかな?笑


さて、前置きが長くなったが3日の稼働は夕方から。ここでチョイスしたのが『猿番長』の700ハマリ


この猿番長は投資8,000円でバケ。ARTは当選しなかったが、ボーナス後にチャンス



これがビッグで、おまけにミッション達成でARTもゲット







ART3連で、本機の性能には似合わない地味な上乗せを積み重ね終了


投資8,000円


さすがに速度はバツグンだが、上乗せに魅力がある本機なだけに、物足りなさが残ったのは言うまでもない


これで稼働が終わるわけではない。時間は御飯時だが、これでは『卵かけゴハン』しか食べられない(あ、高級なヤツねw)


移動先は下見対象外のホール。夜なら下見の効果はないが、ちょっと打ち手のレベルが低いので『卵かけゴハン』120杯分レベルのお宝台が空いたりする(あ、高級じゃないヤツねw)


ここで『卵かけゴハン』274杯分の台を発見。鉄拳の宵越し1100ハマリ


このとき、時刻は午後7時半。問答無用のブン回しだ


モッタ「ここで回せねぇ奴は勝てねぇぇぇぇぇ!!!」



※投資11,000円


狙い通りの据え置き。私が掟破りのAT(アドリブ・タンタンメン)フィールドを開放しようとしたときに、思いもよらない事態が起こった


モッタ「いくぜ!!アァドォリィブゥゥゥゥゥタンタンメン!!!ぜんか~・・・」


キンコンカンコーン(店内放送)


モッタ「ちぃ!!せっかくイイところだったのに雑音が」


アナウンス「本日は〇〇店を御利用いただき、誠にありがとうございます。お客様に御連絡です。本日は新台入れ替えのため、午後9時に閉店とさせていただきます」


モッタ「ん・・・?」


半目状態で時計を見る私。まるで初めてキスをするかのように、うっすらとした半目は、周りから見たら「キモイ」の一言だろうが、それくらいの心境だということを察してほしい


時刻、午後8時とちょっと


モッタ「なんですと!!」



※色んな意味で開眼


もう「アドリブが!!」なんて言葉を出すことすら時間が勿体ないと思えた。そりゃそうだ。取りきれないということは、期待値の大きな損失


超絶美人なチャンネーという難関をナンパ成功しながら、1時間の食事で家に帰すようなものだ


必死だった。猛烈アタックをしている相手が、賭博の機械ということは悲しいが、ブン回しだ


そして時は来た


238枚・・・(・∀・)アレッ?


午後8時20分、無事に超絶美人のチャンネーからビンタを頂き、家に帰した(Mとしては満足です!!)


3日、+6,600円


こんな展開でもキッチリ取りきれる私は、まさに天才的な期待値収集家と呼べるだろう・・・お願い、今日だけでいいから、そう呼んで(´∀`)カナシイノ


これもネタになったなら問題ないと心底思っている私は、本物のポジティブ野郎なのか


いや、ドMか?笑


『つまずき転んだのを石のせいにしたところで何か変わるか?』

by坂田銀時