前回からの続きです。
市の発達相談で
臨床心理士さんに違和感を感じた後
長男は別室に移動し
臨床心理士さん、保育園の副園長
わたしで話をしました。
内容は忘れた部分もあるけど
早い段階で「薬」の話が出たことに
すごく拒否反応が出たのを覚えています。
この臨床心理士さんは
言語分野に得意らしく
長男は1歳ちょっと前から
特性や保育園に行っていたからか
よくしゃべり、言葉のやりとりはできている。と言っていました。
臨床心理士さんが気になったのは
「我慢ができない」という部分で
そこを薬でカバーして
衝動性を控えて、落ち着いてコミュニケーションを取れるようになるといい。
ということだと思いますが
「この方はこの子のこと分かっていない」
そう感じて
そこから話はあまり耳に入りませんでした。
“病気だから“
“人と違うから“
と思われたようで、気持ちが密かに動揺したり
薬よりも他に方法はないのか？
それを知りたかったんだと思います。
発達相談の前に、ネットで検索した
ADHDに辿り着いた時に
薬のことは何となく調べていましたが
食欲不振や眠くなる副作用が出る可能性があることは知っていました。
そういう話はなく
良かれと思っての提案でも
抵抗感が出たのは覚えています。
たぶんその時のわたしは
分かってほしかったのかもしれない。
これまでの育児が大変だったこと。
誰にも相談できずにひとりで頑張り
辛かったこと。
それでも幸せになりたいと
何とか頑張ってきたこと。
ずっと誰かに話したくて
でも言えなかったこと。
ようやく踏み出して
不安ながら子どもの為にと勇気を出して
今ここにいること。
そんな気持ちを分かってもらえるのは
アドバイスや知識よりも
母親の気持ちが楽になる一歩なのだと思う。
心に余裕がなくて
子育てが辛いと思う気持ち
でも楽になりたい
子どもに幸せになってほしい
そんな色んな気持ちが絡み合って
一歩踏み出した時に
臨床心理さんの話は
その時のわたしには凶器だと思うほど
受け入れるには、心が痛かった。
その臨床心理士さんとのやりとりを
しばらく経ってから
市内のママと話したら
「その人は他のママの間でも評判良くない」
と言っていた。
感じた違和感で
臨床心理さんの話を
全て受け取らなくて良かったと、安心したわたしもいました。
へ続く🍀
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