今回ご紹介はこちらです。

 

「ジャズ喫茶マスター、こだわりの名盤」

著・編:鎌田竜也+JAZZ MAGAZINE

出版:講談社+α文庫

発行:1995年7月

(私のは96年6月発行の第2刷)

(表紙)

 

この本は 白夜書房が

1990・1991年に発行した

「JAZZ MAGAZINE Ⅰ・Ⅱ」に

掲載された全国ジャズ喫茶への

アンケートを再調査して、

新原稿を加えて編集したものです。

(ウラ表紙の解説)

 

私は、

*全国のJAZZ喫茶の紹介

*その店主が薦める名盤

この2点に魅力を感じて

購入しました。

 

 

何度も読み返す・・

というのも良し。

記憶と記録が詰まった

辞書のように読むのも

良し・・というものです。

 

 

「第1章 ジャズ喫茶はやめられない」

ここで真っ先に登場するのが

『ベイシー』(岩手県一関市)の

オーナー 菅原昭二さん。

 

残念ながら、私は訪れたことが

ありません。

当時は、日本一JAZZの音に

こだわる人と評されていました。

 

この本は、この菅原さんの

談話からはじまります。

 

ちなみに店名は、かの巨匠 

カウント・ベイシーさんに由来。

ご本人も何度かこちらを

訪れているようです。

 

また、著・編者として

「JAZZ MAGAZINE」とありますが、

これは本のタイトルでもあり、

その製作に関わった人々です。

 

ジャズ喫茶店主、

ジャズレコード専門店関係者、 

ジャズ・ライター などの

支援を得て結成された

スペシャル・スタッフを称する

ものだそうです。

 

これまで、JAZZをあまり

関心を持たれなかった方でも、

その入り口の案内役として

面白く感じられる・・・

かもしれない一冊です。