挑戦と進化 | くにおDiary

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長崎のアイドルヲタクがダラダラと綴るブログです

今年初めてのHKT48のコンサートへ。

いつもなら高速バスで行くのですが、翌日10日に野暮用があったので、今回は車で行くことに。

ところが、しばらく洗っていなかった車はだいぶ汚れてしまっていたので、洗車してから福岡へ向かうことにしました。

 

 

しかしこれがいけなかった。

 

 

洗車が終わって、長崎を出発できたのは10時半。

開演まではあと2時間。ホテルに車と荷物を置いてから会場へ向かうことを考えると、結構ギリギリでした。

 

 

昼飯も食わずに高速を飛ばし、博多駅前のホテルにチェックインできたのは12時。

開演まではあと30分。ここからバスで向かえば何とか間に合いそうでした。

 

ところが、フロント係から「鍵が見つからないのでしばらく待ってくれ」と言われて、結局10分くらい待ちぼうけを食らう。その待っている間にも、非情にも開演時間が刻々と迫る。

 

こんなに待たせられたのに結局鍵は見つからず、ならば荷物を預けてよいかと聞くとそれは別に料金がかかるとのこと。

「鍵がないのはそっちの責任だろう」と喉まで出かかりましたが、もう呆れてものも言えず「じゃあいいです」とだけ言ってそそくさとホテルを出ました。

 

 

最寄りのバス停に向かうと、博多埠頭に向かうバスが間もなく来そうだったのでしばらく待つことにしました。まぁ影アナは無理でも開演には何とか間に合うだろう。

 

 

ところが、待てど暮らせどバスは来ない。

バスロケを見ても前のバス停から一向に進まない。

 

これはもう待てない、と、別方面に向かうバスに乗って、途中で降りて歩く羽目に。

 

 

結局、会場の福岡サンパレスに着いたのはすでに開演後。

着いてすぐに顔認証を済ませたはいいものの、演出の都合でしばらく入場できないとのこと。恐らく客席を練り歩きしてるのだろうと察しはつきました。

 

今回の座席はステージから遠く、また通路側でもなかったので、どちらにせよ練り歩きがあまりおいしくなかったのだけが不幸中の幸いでした。

 

 

ようやく入場できたのは「ビーサンはなぜなくなるのか?」が始まった頃でした。

やっと落ち着いてコンサートを見られる、と思いながら座席に着こうとするとビックリ。座るはずの座席になんと人が。

 

スタッフに声を掛けると「チケット会社に確認するので一旦ロビーに出てくれ」とのことで、せっかく入場したのに再び追い出されてしまいました。もう、一体何なんだ~~~。

 

 

席が悪くて本当に良かった。これがいい席だったらブチギレていただろう。まぁ所詮は一般席なのでいい席なわけはないんですが。

 

 

確認の結果、お客さんが1席ずつずれて座っていたとのこと。ようやく座席にありつけました。

 

まさに踏んだり蹴ったりでしたが、家を出たのが遅かったのが全ての元凶なことには変わりなく、結局は自分のせいなのです。

 

 

 

と、ここまでプロローグ兼ただの愚痴。

そろそろコンサートの感想を書いていきたいと思います。

 

 

 

結局落ち着いて見始められたのはMCから。

 

今日は3月9日、サンキューの日ということで、話は「感謝を伝えたい人」というテーマで進行。

すると凜咲ちゃんに話のバトンが回ってきました。

 

 

凜咲ちゃんが感謝を伝えたい人は音々ちゃん。

 

昨年の周年コンサートの時、学業の都合でアンコールの一部出演しかできなかった凜咲ちゃんは、開演前の円陣に入れずに遠くから見ていたそう。

 

それに気が付いた音々ちゃんが、声を掛けてくれて円陣に入れてくれたのがすごく嬉しかったという、何とも心温まるお話でした。

 

実はこのお話は、昨年11月末の凜咲ちゃんのSHOWROOM配信でも語られていました。

 

その配信では、感情が溢れてしまった凜咲ちゃんが涙を流しながら「本当にみんな温かくて本当にいいグループだなって思いました」と話していた姿がすごく印象的だったので、僕もよく覚えています。

 

改めていいお話だなぁと思って聞いていたところに、音々ちゃんが急に「ごめん」と切り出す。何やら不穏な流れ……

 

 

実は、最初に凜咲ちゃんを気遣ったのは音々ちゃんではなく、その横にいたはなちゃんだったようで、はなちゃんの声が届かなかったのを、音々ちゃんが拡声器のように呼んだだけだったという衝撃的な事実が判明してしまいました。

 

これには凜咲ちゃんもビックリ。

 

音々ちゃんも「あんなに配信で涙を流しながら感謝されていたので言い出し辛かった」と釈明していましたが、音々ちゃんが凜咲ちゃんのSHOWROOM配信を見ていたという事実も同時に判明し、普段は凜咲ちゃんに当たりの強い音々ちゃんのツンデレな部分が露わになってちょっとニヤッとしちゃいました。やっぱ「ねちゃき」だな。

 

その後も凜咲ちゃんは「音々さんへの感謝は取り消します」と上手くオチを付けて、会場の笑いを誘っていました。凜咲ちゃん,、MCが上手になったなぁ

 

 

凜咲ちゃんがMCでスポットライトを浴びたこの時点で、すでに開演前のモヤモヤやイライラはだいぶ解消されていたんだけど、その後始まったユニットコーナー一発目に披露された「わるきー」もとい「いぶきー」で完全に払拭されました。

本当にアイドルになるために生まれてきたような可愛さ。

全力アイドルの颯に、全力の「いぶき」コールで答えていく。

 

 

音々ちゃんセンターの「ペディキュアday」もすごく良かった。

みんなそうだけど、音々ちゃんが可愛い曲やるのめっちゃ好きだよね。僕もそう。

 

 

続く「Innocence」で手つな亡霊の僕、歓喜。

曲調や衣装には和のアレンジがされていて、そのセンターにはざわち。

これがもう似合う似合う。まさに大和撫子とはこのこと。

衣装もすごく綺麗で、扇子や和傘を使ったパフォーマンスもよかったです。

 

 

6期生がいっぱいの「わがままコレクション」

凜咲ちゃんもこのユニットに。

センターはぐっちと渋井ちゃん。その脇を固めるのは凜咲ちゃんと、ここっぺ、結菜、ひなたん。

もうどこを見ても誰を見ても可愛すぎ。ロリコン万歳。

 

 

カッコいい映像とともに始まった「胡桃とダイアローグ」

センターはくるたん。

まだまだショートカットが目新しいくるたんだけど、大人っぽいカッコいいパフォーマンスに釘付け。

 

 

「いぶきー」に始まり「くるみ」で締めるユニットコーナー。

まさにいぶくるの時代を象徴するような構成で興奮冷めやらぬ。

 

 

ユニットコーナーが明けるとMCへ。凜咲ちゃんが仕切っていきます。大箱でのMC仕切りは初めてとのこと。

 

今年学校を卒業するメンバーが集められたMCということで、高校3年生の凜咲ちゃんと颯、中学3年生の渋井ちゃんとふじここ、小学6年生の結菜がステージに立ちました。

 

早速メンバーの紹介で「結菜とあと颯さんも小学校を卒業ですよね」と颯を弄って会場の笑いを取っていく凜咲ちゃん。

 

あとは渋井ちゃんのksgkぶりも可愛かったし、颯から「高3には見えない」「司会だからって逃げられないよ」と詰められてタジタジになる凜咲ちゃんも可愛かったです。

 

 

続く話は「新しい環境で頑張りたいこと」というテーマに。

 

渋井ちゃんが選手宣誓のように、新しい環境で頑張りたいことを発表すると、その流れで、ふじここ、そして結菜までもが「せんせーい!」と元気に目標を発表していきました。

 

また颯は「完璧すぎて何も頑張らない」と颯らしいことを言っていましたが「颯の身長を抜かしたい」と結菜から言われたのを受けてか、最後には「もう後輩に舐められない」という目標を発表してくれました。

 

 

と、ここまで頑張ってMCを仕切ってきた凜咲ちゃん。

終わりのタイミングが分からずに、劇場と同じように赤ランプを探してキョロキョロして、颯からツッコまれていたのが可愛かったです。

 

 

続く楽曲パートはメンバーが選んだ春ソングベスト7。

ここからは48グループ以外の楽曲でした。

 

あいちーはいきものがかりの「YELL」で登場。

さすがは歌唱力の評価が高いこともあって、こういう伸びのあるゆったりした歌は本当に上手。

 

あと目を惹いたのは鈴雅ちゃん。伸びのある歌声で、劇場や普段の感じとはまた違う印象でした。

 

 

ケツメイシの「さくら」

サングラスをかけた優花ちゃんを筆頭に、メンバーみんなでラップパートも上手に披露。

 

 

レミオロメンの「3月9日」で凜咲ちゃんが登場。

ソロパートもあって難しかったと思いますが、先輩たちに負けじと上手に歌い上げてくれました。

 

 

セーラー服姿で「赤いスイートピー」を披露したのは颯と奈那華。

颯は客席3階、奈那華は1階からの登場で、会場を沸かせていました。

 

2人はセーラー服姿のままでステージへ。

同じくセーラー服に着替えたメンバーがずらりと並んでいます。

 

そしてピアノの席に着く鈴雅ちゃん、後から出てきたざわちが指揮棒を持って前へ。なるほど、合唱ときた。

 

客席に一礼し指揮棒を上げたざわち。

そして鈴雅ちゃんの伴奏に乗せて「旅立ちの日に」を合唱で披露してくれました。

 

ちゃんとソプラノ、アルト、テノールのパートに分かれる本格派で、終わった後は会場からは割れんばかりの拍手が。

 

 

その後のMCで感想を振られたざわち。

 

ステージで泣いてしまわないか結菜からも心配されていたというざわちでしたが、指揮者という大役を涙を見せず堂々としっかりやりきってくれました。

 

が、感想を話していると少しずつ涙声になってきて、しまいにはやっぱり泣いてしまいました。もはやざわちの涙は伝統芸。

 

すかさずあいちーが「え?金賞とった?」とツッコんで、会場を沸かせました。

 

 

またコロナ禍のために合唱コンクールがなかったという鈴雅ちゃん

「合唱の伴奏をするのが夢だった」と話し、メンバー各々にとっても貴重ないい機会になったようでした。

 

 

ここまでの7曲はメンバー自身が選んだ上位7曲とのことでしたが、もちろんランク外になった曲もありました。

 

その一つが「さよなら、ぼくたちの幼稚園」で、選んだのは颯と麻莉愛ちゃんとのことです。

まぁ、2人らしいといえばらしいし、今思えば、幼稚園児の衣装でこれを歌うメンバーを見てみたかったかもしれない。

 

 

そしてここからコンサートはラストスパート。

 

「バケツを被れ!」カップリングの「待ちやがれ!」と「生きがい」が続けて披露されました。

 

どちらの曲も生でパフォーマンスを見るのは初めて。

改めて「生きがい」の曲が良すぎるし、凜咲ちゃんの笑顔が可愛い。

 

 

そして、いぶくるセンターの「桜、みんなで食べた」を皮切りに、ここからノンストップで沸き散らかしの楽曲が続きます。

 

「ウインクは3回」「スキ!スキ!スキップ!」「12秒」「メロンジュース」という、これぞHKT48のライブというラインナップで、休む暇を与えない怒涛のセットリスト。

 

 

本編ラストは「僕たちは裏切った」

 

タイトルに反して意外にもアップテンポな曲で好きな曲なのですが、今まで「メロンジュース」や「最高かよ」などをコンサートの締め曲として擦り続けてきた中で、新曲カップリングで本編ラストというセットリストは、まさに「ホップ!ステップ!ジャンプ!」の名前に相応しく、新しい時代の幕開けを感じさせました。

 

 

アンコールは、またまた「サンキューの日」にちなんで「アリガトウ」から。

 

客席練り歩きとサインボールの投げ入れがありましたが、一般席の後方で通路からも遠い席の僕にとっては縁が無い演出で、純粋に楽曲を楽しんでいました。

 

そしてメンバーがステージに戻ると、みんな大好き「最高かよ」で会場の盛り上がりは最高潮に。

 

最後は「バケツを被れ!」で終演。

 

 

最初のバケツでのドラムパーカッションは見れなかったけど、春曲メドレーだったり、合唱だったりそういう挑戦的な企画を取り入れつつも、いつもの定番のドカ沸きパートもちゃんと残す。

 

今年もこのグループはますます進化していく。そう確信させてくれるコンサートでした。