奈那華の生誕祭から一夜明けて、今日はみるんちゃんの生誕祭へ。
4期生以上のいわゆるベテランメンバーの生誕祭なんていつぶりだろう。
さて、先日の目撃者公演で途中から捌けていた聖が、体調不良のために今日は休演とのお知らせが届きました。
その代打で出演するメンバーは……
マジか。まさに寝耳に水。
聖には悪いけれど、同時に当選していたここ天が中止となったことで、りちゃきに会える機会を失って傷心していた僕にとっては願ってもないお知らせでした。
ちなみに、研究生期間から通しても、目撃者公演でりちゃきを見たことはありませんでした。
まさかこんな形で見られることになるとは……
しかも、昇格してから初めての目撃者公演。
もしかしたらユニットにも出るかもしれない、と期待値は高まります。
開演して幕が開くと、ステージには確かにりちゃきの姿。
クマさんみたいな髪型が可愛い。
前半曲では「いびつな真珠」でりちゃきのニッコニコ笑顔。
シリアスな曲が多めな目撃者公演だけど、曲によっては解釈次第でいろんな表現ができるので、その中で不意に見せてくれる笑顔は特にキラキラしていて眩しいです。
記念写真撮影では「金は前に行かなくていいの?」と、髪色からお馴染みになった金さん銀さんでの並びを誘われるあいちー。
3期生が最前列を固める中に「いやいや申し訳ない!」と遠慮しながらも、回りから押し出されて最前列へ。
あいちー、みるんちゃん、そしてエミリーで金銀銅の並びが完成しました。
続く自己紹介MCでは、りちゃきは最後列に。
この様子だとサボテンかな〜と考えを巡らせながらMCを聞きます。
そんな自己紹介MCのテーマは「みるんちゃんの好きなところ」
エミリーが「みしゃきの好きなところは、やっぱりサーモンピンクで、焼いたらね……」と切り出すと、祐奈ちゃんが「それシャケの方じゃ…」となだらかにツッコミを入れる。
珍しく分かりやすいボケに走ったエミリーとツッコミの祐奈ちゃん、そしてエミリーにツンデレと言われて腑に落ちないみるんちゃん。
同期ならではのやり取りが面白かったです。
そして、いろんなメンバーから挙がったのが「優しいところ」とのことで。
同期後輩、年代問わずにそういうのが上がってくるあたり、表にはあまり出ないだけでグループの中では結構面倒見がよかったり絡みがあったりするのかもしれません。
ユニットへ。
始まって早々「腕を組んで」で、主役のみるんちゃん、紗英ちゃん、エミリーの3期生トリオで登場しました。
これがとてもよかった。
さすがはベテランの風格とクオリティ。
オリジナルであるチームAのそれに近いものを感じられました。
今日の「愛しさのアクセル」は阿紀ちゃん。
キレのあるダンスと最後まで落ちないスタミナ。
オリジナルに寄せるのは難しいながらも、着々と自分の曲にしつつある印象でした。
最後の決めポーズでも、剣がブレずにビシッと止めるところはさすがでした。思わず「ほぉ〜」と声が漏れます。
「☆の向こう側」で初めて生野ちゃんが登場。
身長も高いしスタイルもいいので、よく合っていました。
さて、期待していた「サボテンとゴールドラッシュ」ですが、そこにりちゃきの姿はありません。
まぁ冷静に考えて、初めての目撃者公演が急なスクランブル出演ということで、事前にユニットの振り入れができていないのは当たり前と言えば当たり前の話でした。
まぁあいちーと歌割りが被ってコールできないのもイヤだしな……
しかしどちらにせよ、この推しメン歌割り被り問題にはすぐに直面することになります。
ユニット明けMCへ。
すっかりサボテンの主になったみるんちゃん。
もしもユニット2回転できなかったらサボテンを選んでいたとまで言うほど、このユニットに愛着が湧いているそうで。
さらに今回のサボテンメンバーはみるんちゃんセレクトとのことで、オリジナルに近いメンバーを選んだそうです。
これには、オリメンだったりのちゃんや優絵瑠が大喜びで楽屋裏ではしゃいでいたそうです。
その2人の真似をする颯もまた可愛かった。
そして中盤曲の「摩天楼の距離」で危惧していた事態、あいちーとりちゃきの歌割り被りが発生。
推しメンが歌ってるのに推しメンをコールできないジレンマ、面白くて少し笑ってしまった。
前半MCへ。主役のみるんちゃんもいます。
今日はあいちーの仕切りで回っていきました。
節分ということで、恵方巻きをさえみりーハウスで食べていたいつものメンバー。
あいちーから教えられた恵方を向いて、みんなで仲良く食べていたはずだったのに、まさかのあいちーが、その恵方を勘違いしていたという事実が明かされました。
今ここでその事実を初めて知ったメンバーはみんな驚愕。そして一斉に糾弾されるあいちー。
先輩相手に盛大にあいちってしまったエピソードにみんな爆笑でした。
後半MCへ。
「憧れのポップスター」の歌い出しを失敗しちゃった颯。
反省してその弁を述べていた颯ですが、ステージ上で「ごめんなさい」した後にファンからの「いいよー!」の返事をもらった颯はガッツポーズ。
無事に元気になりました。
公演は進み、アンコールも最後の曲へ。
阿紀ちゃんが曲振りをしようとしたところで、
「ちょっと待ったー!」
さえみりーの2人が待ったをかけて、生誕祭が始まりました。
生誕祭のお手紙は舞ちゃんから。
舞ちゃんにとって、みるんちゃんは加入当初から変わらない子供のように思っている節があるようで、未だに可愛がっているそうです。
でも、ダンスを正確に教えてあげたり、休養明けで覚えることがいっぱいでバタバタしていた舞ちゃんに対して気遣いするなど、逆に舞ちゃんのことを支えてあげるような場面も多いようで。
長年積上げた経験による、みるんちゃんのスキルの高さと2人の絆、そんなものが垣間見えるお手紙でした。
YouTubeチャンネルでは、オカルト研究部として活動したり「みるんチャレンジ」など自分のコーナーを持ったり、ここにきて存在感を発揮するようになりました。
お世辞にも、今現在は日が当たる方のメンバーとは言い難いみるんちゃん。
それでも、YouTubeやラビリンスなど、掴めるチャンスは掴もうと前向きに取り組む姿と、それについて行くファンとの関係性。
そんな関係性には、10年を超えるベテランメンバーならではの雰囲気があり、境遇も含めてちょっと下野さんの姿がチラつきました。
最後に阿紀ちゃんも言っていましたが、みるんちゃんがいることで作られるチームの雰囲気も確かにあるようで。
選抜非選抜関係なく、全員揃ってワンチーム、ひとつのグループなんだなぁと改めて感じた公演でした。