厭離庵 | ママガールのブログ

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いつまでも初心者のランニングと、観光ウォーキングについての記録です。2016年4月よりタンデムツーリングが加わりました。
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羽生結弦選手とフィギュアスケートに熱くなっています。

京都 嵯峨野


厭離庵(えんりあん)



秋だけ公開される、紅葉の名所。
















藤原定家が

百人一首を編纂した、宇都宮頼綱の山荘の旧跡に建つお寺です。









本堂には、聖徳太子御作と伝わる如意輪観音さま。








テレビで紹介されていたらしく

写真撮影目的でけっこう来られていました。


定家を偲ぶ定家塚に、誰も気付かないのは残念。








御朱印がステキすぎて。


来ぬ人を まつ帆の浦の 夕なぎに

焼くや藻塩の 身もごかれつつ



(白い紙なのに、日差しが紅葉越しで桃色に)


松帆の浦は、ツーリングで通りかかる淡路島にありますね。




藤原定家は新古今和歌集の選者の1人。


息子の舅にあたる宇都宮頼綱に頼まれて、

山荘の襖に貼る色紙和歌を執筆することに。


それが今に伝わる

小倉百人一首の原型です。












本堂や茶室は、大正、昭和の再建。


されど、

このあたりで、定家が編纂にあれこれ思いを巡らせたのやろか、としばらく座って紅葉を楽しみました。


贅沢な時間。

帰りたくない。










時雨亭という茶室






この日は、1人でのんびり。

夕方だったので、厭離庵だけで帰りましたが、


定家の山荘跡と言われる

常寂光寺と合わせて観光されると良いです。


常寂光寺

二尊院

祇王寺

化野の念仏寺

鳥居元街並み

(厭離庵は秋の公開期間のみ)




紅葉シーズンなら、嵐山エリアは残念ながらパスして、

市街地から丸太町通を西に向かい、このあたりに直接来られるほうが良いと思います。


嵐山を抜けて来たら、歩道は人波で進めない状態。

竹林とか、やめたほうがいいです。


コロナ禍後から、ずっとこの混雑。



ちょっとひどいですね。

金閣寺、清水寺あたりもこんなかんじ。





嵐山の喧騒は、奥嵯峨に向かうと

嘘のように落ちついています。









近くに

藤原定家の持仏が祀られているお堂がありました。

たぶんあまり知られていない。







最近、和歌を調べるのが楽しくて。

厭離庵は今秋に行く!と決めていて。

仕事少し早く終わったし、
お茶漬けかっこんで、飛んできた笑笑


でも、
もっと早い時間に来て、他もまわればよかったなぁ。
遅すぎたかと思っていた、紅葉がまだ綺麗でした。