勤務医、老後の医療費と生命保険について考える① | 勤務医の貯蓄の記録

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こんばんはニコニコ

 

 

自分自身の確定申告の衝撃も冷めやらぬまま、本日は親の確定申告を手伝ってきた、40歳代・女性(勤務医) カメコです。

 

 

親の確定申告をしていて思ったこと。

 

・・・医療費(+介護費)、高ッ!!

 

(何か計算間違えていないかな・・・滝汗)

 

 

父は脳梗塞や癌の治療で通院したり、デイサービスを利用したりしています。

一方、母は鍵盤断裂して手術・リハビリ通院したりして医療費がかかりました。

2年ほど前から確定申告の手伝いをしていますが、毎年医療費はなんやかんやと高いです。

そして、何気に無視できないのが歯の治療費・・・えー

 

 

 

改めて言うまでもなく、少子高齢化のため、今の日本の医療体制はそう長くは続かないだろうと誰もが感じていますよねショボーン

 

現状は65歳以上1人を20~64歳の現役世代が2.4人で支えている状況ですが、このまま高齢化が進むと、2050年には65歳以上1人を現役世代1.2人で支えなければならなくなる計算になるそうです。

 

 

 

近い将来、消費税は20%、医療費は年齢関係なく3割負担とかになっていそうガーン

そして高額医療費制度は維持できるんでしょうかね・・・?

 

 

 

 

将来かかる医療費・介護費をどれくらい用意しておけば良いのかが気になりました。

そこでネットで調べてみたところ、現在の医療体制が続くと仮定して、概算が載っていました。

 

 

 

まずは医療費

現在は現像65~69歳までは3割負担、70~74歳までは2割負担、75歳以上は1割負担です。

一定額以上の収入がある人は、70~74歳で3割負担、75歳以上で2割負担となっています。

平均的な医療費は2020年度のデータでは以下のようになるそうです。

 

65歳以上、一人当たり年間73万3700円(月6万1141円)→3割負担として月1万8342円

70歳以上、一人当たり年間80万7100円(月6万7258円)→多めに3割で見積もって月2万177円

75歳以上、一人当たり年間90万2000円(月7万5166円)→多めに2割で見積もって月1万5033円

 

 

仮に癌になって手術をしたとします。

その際かかる費用は癌腫ごとに違いますが、入院費・治療費含めて以下のようなデータになるそうです。

 

胃の悪性新生物(1入院費用)  全体 95万3,995円(3割負担だと約29万円)

直腸の悪性新生物       全体 102万2,965円(3割負担だと約30万円)

気管支および肺の悪性新生物  全体 85万5,040円(3割負担だと約26万円)

乳房の悪性新生物       全体 77万1,650円(3割負担だと約23万円)

 

例えば72歳、年収400万あったと仮定しましょう(希望)。

癌になった時の医療費が100万円かかったとして高額医療費制度を利用すると、最終的に窓口負担は8万7430円になります。

 

 

次に介護費

公益財団法人生命保険文化センターの「2021(令和3)年度 生命保険に関する全国実態調査」によると、

 *介護に要する費用(公的介護保険サービスの自己負担費用を含む):1か月あたり平均で8万3000円。

*月々の費用とは別に、一時費用(住宅改造や介護用ベッドの購入など一時的にかかった費用)の合計額:平均74万円。

*介護の必要な期間:平均61.1ヶ月(約5年1ヶ月)。

 

 

 

以上より総額は580万3000円となりました。

ちなみに上記の数字は介護した場所(自宅 or 施設)や、要介護度もすべて合わさった値のようです。

 

 

2023年時点の平均寿命男性 81.05歳女性 87.09歳なので、間を取って85歳まで生きると仮定しましょう。

 

医療費およそ480万~700万円 (←自己負担割合による差で幅をとってみました。)

介護費およそ580万円

 

合計1000~1300万円かかるぞー!!ポーンポーンポーン

 

 

 

 

どこかで計算ミスしていませんかね???滝汗滝汗滝汗

 

 

 

(・・・衝撃のため、生命保険をどうするかの考察については次回に続く。)