カツです。調べました。
11月11日は「ポッキーの日」。
SNSなどでも話題になりますが、これはグリコが1999年に制定した公式の記念日です。
「1」がポッキーの形に似ていることから、スティック状のお菓子が4本並ぶ「11月11日」を記念日にしたのが始まりです。日本記念日協会にも登録されており、正式な“企業発の記念日”として認められています。
最初はちょっとしたキャンペーンでしたが、SNSの普及で一気に広まりました。
特に若い世代の間で、「友達とポッキーゲーム」「ポッキーで写真を撮る」「推し色のポッキーを買う」など、気軽に楽しめる日として定着しています。バレンタインほど気合を入れなくても楽しめる、ライトなイベント感が人気の理由でしょう。
一方で、「企業の宣伝にすぎない」「商業的だ」という声もあります。確かに企業の戦略の一環ではありますが、ここまで続いているのは“みんなが参加しやすい”という点が大きいです。お金をかけず、誰でも簡単にSNSに投稿できる。そうした気軽さが評価されているのです。
最近では「ポッキー&プリッツの日」として、両方を並べてPRする動きもあります。味のバリエーションも増え、季節限定のポッキーを買う楽しみも広がっています。
また、学校や職場で「お菓子配りの日」としてちょっとした会話のきっかけになるなど、人とのつながりを作る“ちょうどいいイベント”になっています。
ポッキーの日は、特別な義務もなく、誰でも楽しめる“お菓子の記念日”。
商業的といえばそれまでですが、日本らしいユーモアと遊び心が詰まっています。
11月11日、コンビニでポッキーを見かけたら、今年もそんな日なんだなと少し微笑んでみるのもいいかもしれません。



