聖地でも金、クラクション、ゴミ
この日グッときたポイント
あなたは聖地と呼ばれる場所に行ったことがあるだろうか。
僕はあまりなかった。
今回はヨガの聖地と呼ばれるリシケシに初めて来た。
*
そして結論、
聖地でもインドはインドだった。
ガラクタのようなおもちゃや、小さいお花を買わないかと、金をせびる子供や大人。
鳴り止まないクラクション。轢かれるのではないかと思うくらいのスピードで突っ込んでくる。
聖なる川ガンジス側の周辺にはゴミ、ゴミ、ゴミ。
そしてホームレスのような人たちがたくさんいた。
野良犬のように道端に放たれている牛たちは、ゴミ箱から食料をなんとか見つけようとしていた。
ヨガのアシュラムも、僕が修行したような雰囲気ではなく、いろんな偶像崇拝があって少し興醒めした。
「聖地って一体何なんだろうね」
愛ちゃんがつぶやいた。
聖地って何なのだろうか。
1つ確実なのは、僕は今世ここにはもう来なくていいと思ったことくらいだった。
(この感覚はメキシコの世界遺産ティオティワカンを現地で見たときの失望感に似ていた)
2024年4月9日(火)のあらすじ
マリオットで目覚めて愛ちゃんも僕もジムでランニングして
朝食会場へ向かう途中のアート
おしゃれな朝食会場
まゆゆから送られてくるレオくん写真。
なんのポーズだろう 笑
ヘッドホン遊びも流行ってるらしい。可愛い。
朝ごはんでちょっとだけ食べたカレーが美味しかった
愛ちゃんは朝は食べず
マリオットを抜けて元いたホテルへ戻るためにUberタクシーを呼び
信じられないくらい狭い道を抜けてホテルへ
ホテルをチェックアウトし、デリーを抜けてリシケシへ6時間のドライブ
僕の車は左から、まゆ、まゆみちゃん、主催のりんちゃん、愛ちゃん
途中も渋滞と危険運転の連続でストレスと疲れが溜まる
途中休憩で飲んだチャイは美味しかった
途中休憩で入ったレストランも美味しかった
女子旅感のある二人
僕はもう一台の車のみんなとランチ
どこでも話に花が咲く
昼に食べたこれが今のところインドに来て食べた一番美味しい食べ物(名前は忘れた)
そして後半3時間のドライブ。
スマホでメール処理したりしてた僕は目が痛くなって寝た。
山道を登ってリシケシに到着!
小さなホテルは歓迎ムードだった
みんなで記念撮影
記念撮影その2
目が痛すぎる&疲れのひどかった僕は隣の建物のアーユルヴェーダを受けに行った。牛がのどかに歩いていた。
このシロダーラを1時間受けて
眼精疲労に効きそうな目に油を入れる施術も受けた。
めちゃくちゃ痛かったけどスッキリした。
明日も受けに行きたいと思った。
愛ちゃんもシロダーラを受けてきたらしく、二人でまったり瞑想状態に。
さらに愛ちゃんはお腹が痛いということだったので、僕は日本から持ってきたレトルト食ご飯にした。
さとうのご飯を湯沸かし器のお湯で温めてるシュールな図
シーチキンとマヨネーズさえあれば生きていける
カップ味噌汁も美味しかった
栄えていそうな雰囲気
牛が置物のように軒先にいたりする
ホテルからガンジス川は目と鼻の先
そして対面した聖なる川、ガンジス川。
この一体だけ涼しかった。
でもここから座って佇んでいると、インドの大人の女性2人組から花を買わないかとしつこく絡まれる。
買わないと何度も伝えてやっと追い払うと、今度は子供達4〜5人が来た。
6〜7歳の子から2〜3歳のレオくんくらいの子まで、お金をせびってくる様子に、僕も愛ちゃんも無言になってしまった。
そのあとも10歳前後の男の子が一人で話しかけてきたと思ったら、お金をせびってきた。
感情を持ってかれてはいけないとわかってはいるものの切ない。
夜の散歩道で、愛ちゃんは切なくなって涙を流していた。
気分転換にガンジス川にかかっている橋を歩いて渡った
牛は餌を食べてるのかと思ったら、人間のゴミ箱から食料を漁っていた
橋を渡った側は水が少なく、暑かった。
一瞬で戻ろうとなって橋をまた戻った。
その間もクラクションが鳴り止まず、すごい勢いで僕らの横をバイクがすり抜けていく
橋を戻ると猿の神様ハヌマンが祀られていた
アシュラムにも足を運んだけど、僕は心惹かれるものがなかった。僕が知っているアシュラムではなかった。
こんな感じの偶像崇拝があちらこちらにあった。
僕が修行していたタイの山奥のアシュラムはこのような偶像崇拝がなかったため、違和感を感じてしまった。
物乞いの人たちにお金をしつこく迫られた疲れと
クラクションを鳴らされ続ける疲れと
排気ガスの空気を吸い続けた疲れと
とにかくいろんな疲れを背負ってホテルへと戻ってきた。
今日の素晴らしい体験は
◉美味しかった道の途中の売店のチャイティー
◉美味しかった道の途中の売店のナンみたいな食べ物
◉スッキリしたアーユルヴェーダ
だった。
読者に伝えたいこと
何事も現地に行ってみてわかることあるよ!