真実の世界はいつも優しい
亀井 弘喜の形而上学コーチング
インドで物乞いの少年に出会ったらあなたはどうしますか?
昨日の夜もセンターピースの卒業生とzoomグループセッションの無料体験を開催しました。
21:00〜22:30まであっという間の時間でした。
参加者からの相談の中に、「救済者ブロック」というテーマが浮上しました。
救済者とは、センターピースの用語なのですが、「助けずにはいられない」というメンタルブロックのパターンです。
・誰かの犠牲となっている人を助けたい
・どうにもならないくらいダメな人を助けたい
という2パターンがあります。
例えば吉本興業の会見などで、一気に宮迫さんや亮さんの側につく流れが起きたのは、多くの人の潜在意識にある救済者ブロックを刺激したからという見方もできるでしょう。
もちろん誰かを救済したいという善なる思い自体は素晴らしいことです。
問題は、
「自分が見ていられないから助ける」ということや、
「相手を力のない弱い存在と見なす」ことにあるのです。
*
僕は救済者ブロックのテーマに触れるとき、思い出す体験があります。
それがインドの貧しい地域で見た、物乞いの少年たちでした。
彼らは腕や足がありません。
現地の詳しい人たちに聞くと、生まれてすぐ、物乞いマフィアたちに腕や足を切られてしまうのだそうです。
そうして人の同情心を引くような残酷な仕打ちを受けた彼らは一生物乞いとして生きていくのです。
最初にインドで彼らを初めて見たときの僕は、彼らの目を見れませんでした。
マフィアに渡ってしまうとわかっていても、持っていたお金を全部渡してあげたくなる衝動に駆られました。
でも渡しても、何の解決にもなりません。
渡さないで、少年たちを見捨てて去っていくのは、罪悪感が出てしまいます。
このジレンマをどう解決したらいいのか?
僕が当時取った行動というか視点は、「相手の魂を信頼する」というものでした。
その少年の目をじっと見据え、「あなたの人生も大丈夫だよ。今世どうにもならなくても、いつか必ず自由で豊かな人生を歩めるはずだから。」というメッセージを送りました。
伝わったかどうかはわかりません。
それでも自分の心の中は穏やかな気が流れました。
今の日本では、そこまでひどい仕打ちに合っている人は少ないというかほとんどいないと思います。
それでも、ブラック企業やパワハラやモラハラ、DVや経済的困窮など、どうしても「力のない(ように見える)人たち」というのは存在しています。
そういう人たちにどう接していくのか。
直接的に助けることももちろん役に立つでしょう。
でも僕は常にもう1つの選択肢、「その人の魂を信頼する」「その人の人生を信頼する」を忘れずにいたいなと思うのです。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
今日も素敵な1日をお過ごしください。
亀井 弘喜
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