【請求書が届いたら...】
月末になると、会社の請求書がたくさん届きます。
大きな支出をしたとき、金額が大きければ大きいほど、ちょっと払うことに抵抗が出ます。
そんなとき、思い出す1人の人物がいます。
僕の父です。
25年経営者をしていて、年商10億のビジネスをしている父が、同じく経営者になった僕に唯一してくれたアドバイスがあります。
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父:
「請求書が届いたら、できるだけ速やかに払え。」
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そのアドバイスの本質がわからなかった僕は質問しました。
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僕:「え?相手の請求書の期限よりも前にってこと?」
父:「もちろんそうだ。」
僕:「どうして?」
父:「お前も時期にわかると思うけど、経営者っていうのは本当に資金繰りに苦労してるもんだ。
そういう大変な状況の中、期日よりも先に払う会社があればきっと取引先や業者から大切にされる。感謝されることだってあるだろう。
もちろん資金がないのに無理して先に払う必要はないけど、あるなら今すぐ払え。
何でか理屈はわからないけど、俺が25年経営してきてたどり着いた一つの結論だ。」
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僕は会社を起業して4年、ずっとこのことだけは守り続けてきました。
お金があるならすぐに払う。
ないなら待ってもらったり分割にしてもらったりお願いする。
それでもうまくいかなかったり、揉めたこともなきにしもあらずだけど、
なんだかんだ言って自分が今こうして5期目を迎えられているのはこの原理原則を守ったからなのかなという気もしています。
実際に取引先や業者さんから感謝されることもありました。
さて、大量の請求書を速やかに支払ってきます!