こんにちは。
亀井弘喜です。
ライフコーチングレッスン:本日のテーマ
<最高は内に探すべき>
何気なく手に取った
メンターのアラン・コーエンさんの本。
「人生の答えはいつも私の中にある」
その最初に開いたページに
出てきたメッセージ。
「最高は内に探すべき」
そこにはこう書いてありました。
「偽物の神を崇拝する人々は、
その神格にいずれは必ず落胆し、
決まって怒るようになる。
そうした怒りは自己嫌悪の投影であり、
自分の力をゆだねてしまったから
そのようなことを招く。」
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「自分の本当の望みを知り、
それが実現する」
奇跡のライフコーチングとは
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ちょっと難しい言い回しですが、
要するに
「自分の力を
誰にも明け渡さないように」
というメッセージでした。
「神」というのは
比喩で
例えば
「セミナー講師」や
「メンター」
というのも当てはまるのです。
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どうしても人は
セミナー講師やメンターと出会うと
その素晴らしさに感嘆し
知らないうちに
自分の力を明け渡して
しまうことがあります。
その人に
褒められれば嬉しいし
その人に
冷たくされれば悲しい。
その人に
許可を出されればやるし、
その人に
許可を出されなければやらない。
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僕自身もこれを
崇拝する側としても体験してきたし
崇拝される側としても
体験してきました。
崇拝したりされているとき
一見すると、とても良好な関係です。
でもその関係はとても
脆く
ほんの些細なことで
信頼は損なわれ
相手に対する不満や怒りで
満たされてしまうのです。
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「最高は内に探すべき」
とは
自分の中に
真実を見出す
ということです。
自分の中に
真実はいつもやってきています。
その内なる声、
内なる真実に従って
行動をしていけば
必ず人生は開けていくし
導かれるのです。
メンターやセミナー講師に対して
敬意を持たなくていいということでは
ありません。
ただ、他人軸で生きてきた人、
親の顔色を伺って生きてきた人は
その顔色を伺う相手として
セミナー講師を据えてしまうことが
あるので注意が必要なのです。
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僕も一時期(当初)
メンターのアランを
崇拝していたことがありました。
彼の言動はいつも素晴らしく
彼のようになれたら、
と憧れてさえいました。
そんなある日、
アランに伝えたことがあります。
「アラン、あなたは本当に素晴らしいですね。
僕はあなたを本当に尊敬しています。
あなたに出会えてよかったです。」
アランは
優しくこう返してくれました。
「ヒロキさん、私もあなたを
尊敬しています。
あなたに出会えたことを
光栄に思っています。
それからあなたが私の中に
素晴らしさを見出してくれた
ということは
あなたの中にも
同じ素晴らしさがある
ということを発見されたのですね。」
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最後の一言に、
僕は癒され
崇拝の世界を
抜け出ることが
できました。
本当に偉大な教師は
生徒に崇拝をさせないものです。
僕もそうありたいな、
と常々思っています。
あなたがもし
僕の中に素晴らしさを
見出してくれたとしたら
それはあなたの中に
ある素晴らしさを
あなた自身が見出した、
ということなのです。
最高は、
あなたの内に存在し続けています。
Om Shanti Shanti Shanti
Om Peace Peace Peace
HIROKI
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(2016年4月27日発行のメルマガより)