(4月19日発行のメルマガより)
こんにちは。
亀井弘喜です。
熊本で被害に合われた方の
ご冥福を心よりお祈りしています。
また避難生活を送っている方に
1日も早い穏やかな生活が
戻るようお祈りしています。
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ライフコーチングレッスン:本日のテーマ
<慈悲と同情の違い>
昨日は久しぶりに
僕のスタジオでの
僕のヨガクラスでした。
クラスの冒頭、
生徒さんにふと
問いかけました。
「今、震災で
大変な思いをされている方が
たくさんいらっしゃいます。
僕のヨガの師匠である
スワミ・シヴァナンダ氏は
こう言いました。
"慈悲の心を持ちなさい"
慈悲の心とは一体
何なのでしょうか。
慈悲の心と
同情は似ています。
慈悲の心と
同情の違いは
なんだと思いますか?」
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「自分の本当の望みを知り、
それが実現する」
奇跡のライフコーチングとは
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「慈悲の心と
同情の違いは
なんだと思いますか?」
という僕の問いかけに
生徒さんたちは
それぞれの思うところを
話してくれました。
「人のため、が慈悲。
自分のため、が同情。」
「慈悲は、そばにいる感じ。
同情は、引きずり込まれる感じ。」
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慈悲の心とは、
「愛をもってその相手とともにいる」
という心。
同情の心とは、
「心配して、不安になり、
結局自分がネガティブな感情に
とらわれてしまった状態」
のことを指します。
例えば震災の
報道などで
流れる映像をずっと見続けていると
知らない間に
同情心が高ぶってしまい
無力感
絶望感
罪悪感
などに苛まれて
しまうことがあります。
同様に原発のことも
話題になっています。
僕は立場としては
原発はなくなった方がいいと
いう立場ですが
ヒステリックに
「こんな非常事態なのに
原発を止めないなんて!」
と叫びたいとも
思いません。
(それと同時に、
叫ぶ人たちを否定もしません)
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これらのことは
僕自身の体験で
気づいたことでした。
2011年3月11日の
震災のとき
実家が被災して
父や友人が大変な目にあってる
というのに
東京で何もできずに
過ごしていた僕は
目の前のことに
集中できず
繰り返し放映される
津波の映像に
ただ無力感を感じてしまい
何をするのも
エネルギーが湧かない
一種の無気力状態に
陥ってしまったのです。
同情心に
もっていかれてしまった
典型的な事例といえるでしょう。
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慈悲の心で
い続けるために
どうしたら良いのでしょうか。
それは
いかなるときも
大変な思いをしている人や
心配で仕方ない人たちの
ことを思い
そしてそれらの人の
健全な姿
力強い姿
本当の姿
を思い浮かべては
自分の「いまこの瞬間」
を全うするということです。
ヨガのときの
瞑想などは
その最たるものでしょう。
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同情心に
とらわれることなく
慈悲の心をもって
相手とともにあり続けること。
そしていかなるときも
自分を責めず、
自分を否定しないこと。
ボランティアや
物資の支援などに
奔走する人たちを見て
無力感を
感じる必要もなければ
罪悪感を
感じる必要もありません。
焦るようにして
募金をしたり
物資を送る必要もありません。
もちろん、
自分のハートが
そうしたければ
そうすれば良いでしょう。
でも
自分のハートは
まだ何か行動をするときで
ないのならば
じっとして
いまこのときを
過ごせば良いのです。
慈悲の心をもって
あなた自身とともに
いてください。
そして僕は僕自身と
被災されたすべての
存在に対して
次のアファメーションを
送ります。
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だいじょうぶ。
すべては過ぎ去り
うまくいきます。
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1日も早く
平和な日々が
戻りますように。
Om Shanti Shanti Shanti
Om Peace Peace Peace
HIROKI
(4月19日発行のメルマガより)