「0/100思考」を止める(ライフコーチマスター講座の7つの前提その4) | ライフコーチかめちゃんのブログ

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霧島と沖縄と代官山で3拠点生活しながらセミナー講師しています。2021年までは鹿児島でヨガスタジオを経営してました。2022年セミナー講師業で5億円を売り上げました。セミナーの様子をYouTubeで配信しています。

(2016年3月30日発行のメルマガより)

こんにちは。
亀井弘喜です。

 
今回も続けて、
ライフコーチマスター講座の
オンラインコースの準備も兼ねて、
以下シェアしていきます。


メルマガでシェアするのは

「効果的に学ぶ7つの前提」

です。


 
1、人生を豊かに生きるための3原則


2、この講座で手にする4つのこと
 「つながり」「成長」「実現」「貢献」


3、役立ち基準・少量多頻度で学ぶ


4、0/100思考を止める


5、この講座で人生が変わる理由
 「内側から外側へ」


6、感情の構造を知る


7、効果的な復習の仕方




ちなみに「効果的に学ぶ」としていますが、
実際には学びだけでなく、
人生のどんな場面でも適用できる
「前提」となっています。


読むことで、あなたの人生の前提が変わり、
同じ出来事でも動じずに、

ポジティブなマインドで
生きられるようになります。


今日は4つ目、

「0/100思考を止める」

をシェアしていきます。

 




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「自分の本当の望みを知り、
 それが実現する」

奇跡のライフコーチングとは

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ライフコーチングレッスン:本日のテーマ

<0/100思考を止める>



セミナーや講座で

何かを学ぶとき。



どうしても人間は

極端になってしまいがちです。



「わかったか、わかってないか」


「できているか、できていないか」


というような

二元論に陥ってしまうのです。





このことを僕のメンターは

「0/100思考」

(ぜろひゃく)




と名付けました。



セミナーや講座を学ぶときに

0/100思考の人は

学びのスピードが遅くなります。



「自分はわかっていない」



とか



「自分はできていない」



というような判断を

下してしまうと



学ぶことそのものへの

モチベーションが

下がってしまうのです。



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僕のメンターはこう

言いました。



「0/100思考ではなくて

 "度合い思考"で学びましょう。」




「度合い思考」とは



「どのくらいわかった?」



「どのくらいできてる?」



というように

"度合い”で考える

思考法です。



他人へ伝えるときなどは

「10段階中どのくらいわかった?」



というように

測り(メモリ)とともに

活用するとより理解できるように

なります。





できている部分や

わかった部分に

フォーカスすることになるので

モチベーションも高まります。



★ーーーーーーーーーーーーーーー



余談ですが、僕はこれを

よく自分が主催するリトリートや

講座で活用しています。



例えば、ワゴンで移動している最中、

参加者が10人いたとして



トイレ休憩をどのくらい

とったらいいのか

確認する必要が生じます。



これを

「0/100思考」で

確認しようとすると



「トイレ行きたい人はいますか?」



という質問の仕方になります。



この聞き方をすると

よっぽど行きたい人でない限り



「行きたいです」

とは言いません。



そしてほどなくすると

「やっぱりトイレ行きたいです」

と言いだす参加者が出てくるのです。



僕は、このことに気づいてから

「トイレに行きたい度合いを

 10段階中いくつか教えてください。

 

 7を超えた人がいたら

 次のコンビニでトイレ休憩します。」




というような

確認方法に変えました(笑)。



面白いことにこの聞き方を

するとみんな



「6!」とか

「8!」とか

「9.5!」とか



答えてくれます。



そしてコンビニ寄ると

みんなで、



「9.5の人、先どうぞ(笑)」

などと譲り合っているのです。



度合いで自分のことを伝えて

度合いで相手のことを理解すると

共通の理解が生まれて



その場がとても

スムーズにいくのです。



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「0/100思考を止める」

というレッスンはセミナーや講座の

学びのときだけに限りません。



人生全体でも

同じ考え方が役立つのです。



例えば、恋愛や夫婦関係において。



「好きか、好きじゃなくなったか。」


「怒っているか、怒っていないか。」


「許すか、許さないか。」


「付き合うか、別れるか。」


「ラブラブでいるか、離婚するか。」




というように

極端に相手のことを

決めつけようとすると



お互いに苦しくなってしまいます。



人間の性質として

そんな風に0か100か、

白か黒か、というような極端な

答えは出てこないからです。



例えば、仕事について。



「やりたいことか、やりたくないことか。」


「辞めたいのか、続けたいのか。」


「楽しいのか、楽しくないのか。」



最近の流行りだと


「頑張っているのか、頑張っていないのか。」


というのもありますね。



こういう

思考法にはまってしまうと



白か黒かはっきりできなかったり

あるいは無理やり答えを出したものの



翌日にはまた変わってしまったりして

永遠に答えが出なくなります。



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人生の本質は

0か100かではないし

白か黒かでもありません。



そうではなくて

程度の問題であり

「どちらの要素もある」

のです。




だからセミナーや講座で

学ぶ人にはいつもこう

伝えています。



「極端にならないでください。」


「わかった部分はどこですか?」


「役に立った部分はどこですか?」


「そこまで理解できただけでも十分ですよ。」


「完璧主義を手放してください。」


「自分に厳しくなりすぎないでください。」


 


明日は、

5、この講座で人生が変わる理由「内側から外側へ」

について書いていきますね。



 

Om Shanti Shanti Shanti

Om Peace Peace Peace



HIROKI


(2016年3月30日発行のメルマガより)