いいから黙ってやれ! | 心理カウンセラーかめちゃんのブログ

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霧島と沖縄と代官山で3拠点生活しながらセミナー講師しています。2021年までは鹿児島でヨガスタジオを経営してました。2022年セミナー講師業で5億円を売り上げました。セミナーの様子をYouTubeで配信しています。

今日は久しぶりの雨模様の鹿児島です。


土日月と名古屋経由で八ヶ岳に行ってきました。
僕が主催している「ライフコーチ養成講座」の最終回だったのです。


名古屋から八ヶ岳に向かう車中で、いろんな話題がありました。


毎回思うのですが、その講座の回にはテーマというかキーワードがあります。


今回のキーワードは


「いいから黙ってやれ!」


ということでした。


人は、今の自分から変わりたいと思ったとき
同時に変わりたくない、というエネルギーが上がってくるようです。


やりたくない。
このままでいい。
このままでいたい。


このときの、
やりたくない。
このままでいい。
このままでいたい。


というのはいわゆる
「ありのまま生きる」とか
「そのままのあなたでいいんだよ」というような


エネルギーとは異なります。


言葉にするならば
「頑固」というか
「強情」というか
「執着」というような。


そんなエネルギーの
「このままでいい。」
「このままでいたい。」


僕はコーチングやセミナー講師の仕事を始めてから、このようなクライアントをたくさん見てきました。


最初の頃は、
「そうかそうか。それならそれでもいいんだよ。」
と優しく受け止めていました。


次のステージでは、
「どうしたらできるかな?」
と導いていました。


それに疲れた頃は、
「変わりたくて俺のところ来たんじゃないの?」
とイライラしていました。


そして今。


「いいから黙ってやれ!」


と言うようになりました(笑)。


別に熱血コーチになったわけではありません。
松岡修造さんにはちょっと憧れますけど。


そうじゃなくて
そのクライアントの「抵抗」のエネルギーに向かって伝えているのです。


「いいから黙ってやれ!」


すると抵抗的なエネルギーは、スッと下がっていきます。


そして「淡々と」それをやるようになります。


やるようになると、
「このままでいたい」と言っていた自分は一体何だったのか、というくらいあっけなく変容が起きるのです。


僕はよくこのことを
自転車に乗れるようになるプロセスに例えて話します。


「自転車に乗れるようになりたいけど、練習はしたくない。転ぶの痛そうだから」


「このままでいい。」の人は、そんな感じです。


でも乗れるようになりたいんでしょ?


乗れたら世界が広がるんだよ?


乗れるようになるためには、みんな転ぶんだよ?


さあ、自転車をまたごう!


「いいから黙ってやれ!」


というのは


「いいから黙って自転車にまたがれ!」


というのと同じです。


またがれば、漕ぐしかない。


漕げば、転ぶ。(最初は)


またがり続ければ、うまくなる。コツがつかめる。


つかめなかったら、いいコーチをつければいい。


自転車は必ずだれでも乗れるようになる。


一度乗れたら、乗り方を忘れる人はいない。


またがるのを怖れていた自分は一体何だったんだろうと、後に思う。




どうですか?


人生のパターンも一緒だと思いませんか?


この「自転車」という比喩の対象が



「プロポーズ」だったり「一人暮らし」だったり「独立」だったりするわけです。



事象がなんであれ、自転車で転んでも死なないように、死んでしまうような危ないことは起きないのです。


そして何事も望む結果を手にする秘訣はたった2つのシンプルなことなのです。


「やること。(始めること)」


「やり続けること。」


ああだこうだいってやりたくない理由、できない理由を言いたがる自分に言ってあげましょう。


「いいから黙ってやれ!」



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今日も人生は続きます。


HIROKI