東京の祐天寺にある「オハナスマイル」というヨガスタジオで行われたチェアヨガ指導者養成講座。
2日間のプログラムを受講し終えて、無事修了することができました。鹿児島で、チェアヨガのクラスを早速開講していこうと思っています。
チェアヨガを習ってみて気づいたことが、たくさんありました。
1、チェアヨガは、おじいちゃんおばあちゃんでもできる
講師の山田いづみ先生。とっても素敵な先生でした。透明感があって、でも芯があって、何より愛があって。愛情深く生徒さんを見守っている表情がとても印象的でした。
そんな素敵な先生は、日頃グループホームや病院などでおじいちゃんおばあちゃん相手にヨガを教えているというのです。
普通のマットの上に寝るヨガだったら、腰や背中を悪くしているおじいちゃんおばあちゃんは負担が大きくてできません。
でもチェアヨガならば、安全に、かつ効果的に行えるのです。
身体が硬かったり、ヨガに不慣れで姿勢が悪いと、シャヴァーサナ(寝っ転がった大の字の体勢)がきついという方もいらっしゃいます。
年齢面や、身体的な症状により、「ヨガをしたくてもできない」という方にもご案内できる、新しい種類のヨガだと感じました。
超高齢化社会を迎えるこれからの日本には、相性がぴったりだと思いました。
2、チェアヨガは、企業のオフィス内もできる
もう一つ、チェアヨガが効果的だろうなと思う先の一つに、企業で働く人々、というのがあります。
企業でオフィスワークをしている多くの方は、座りの姿勢が長く、肩が内側に閉じてきて、猫背になりやすいもの。
それが慢性的な肩こりに繋がったり、腰痛に繋がったりします。
実際、会社員時代の僕は、姿勢が本当に悪くて、慢性的な肩こり・腰痛持ちでした。
また、忙しく働いている人は、運動不足になりがちです。フィットネスクラブに入会したはいいけど、月会費を払いながらも全然通えなかった経験を持つのは僕だけではないと思います。
チェアヨガなら、出張して、企業のオフィスの中でできるのです。日頃自分が働いているデスクに、ヨガが習慣として取り込まれるのです。
企業の中にひとり、ヨガのインストラクター担当をおいて、その人に指導者養成のコースを受けてもらえば、毎日の朝礼にヨガを取り入れることもできるでしょう。
ヨガをしてから1日が始まれば、きっと個人としても、組織としてもすっきりと活力溢れる1日になるのではないかなって思います。
3、チェアヨガは、自宅や旅先でもできる
もう一つチェアヨガのいいところは、自宅でできるということです。
自宅に限らず、椅子があって、座れて、体を少し動かすスペースがあればできます。
このブログを僕は品川にあるホテルのラウンジから書いているのですが、書く前にも10分程度、簡単なチェアヨガを自分で実践しました。
周りに違和感も持たれないし、呼吸法もあるので、精神的にもとてもすっきりします。
旅先にヨガマットを持っていくこともあるのですが、やっぱり重いし大きいしちょっと大変になります。
その点、チェアヨガであれば、旅先でもどこでも、いつでもヨガができるのです。
4、チェアヨガは、誰でもできる
これ、一番大きいと思います。
他のヨガだと難しいポーズや、理論、背景も多くて指導者になるのも、自分でシーケンスを覚えるのもちょっと大変です。
チェアヨガももちろん理論や背景はしっかりしていますし、難易度の高いポーズも入れようと思えばできるでしょう。
でも今回習ったのはとってもシンプルなポーズとシーケンス。
誰でも覚えられるし、自分で実践する分には難しい理論や背景を知る必要もありません。
ヨガを習慣にしたい人にぴったりの内容だと思いました。
また友人や周りの人にヨガを教えてあげたいという人にも、気軽に受けられる指導者養成コースだなと感じました。
鹿児島に、山田いづみ先生をいつかお呼びして、指導者養成コースをやって欲しいなと思っています。
他にもいっぱいあったのですが、どっちにしても本当に受けてよかったと思います。
チェアヨガのことだけじゃなくて、オハナスマイルさんを見学することもできたし、会いたかったオーナーのMIKIZOさんにも会えたし、素敵ないづみ先生にも会えたし、素敵な新しいヨガ仲間にも出会えました。
鹿児島も大好きだけど、たまにこうして地元を離れるのもとっても大切な体験だなと思いました。
今日はコーチングセッションが2本と、夜は前職の旧友との再会です。
夕方のグループセッションはまだ参加枠があるので良かったら、参加希望の方はお越しくださいね。
早速、チェアヨガも取り入れたコーチングセッションにしようと思っています(^^)。
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鹿児島はずっと雨でした。
東京もこの3日間ずっと雨です。
今日も人生は続きます。
HIROKI