4歳の娘が保育園でいじめにあったとき、アランが僕にかけてくれた言葉 | ライフコーチかめちゃんのブログ

ライフコーチかめちゃんのブログ

霧島と沖縄と代官山で3拠点生活しながらセミナー講師しています。2021年までは鹿児島でヨガスタジオを経営してました。2022年セミナー講師業で5億円を売り上げました。セミナーの様子をYouTubeで配信しています。

こんにちは。
亀井弘喜です。


今日は3月13日(金)に行うコラボセミナーのご案内も兼ねて、僕がアランとの関わりの中で印象深い場面をご紹介したいと思います。


☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆


僕がアランと出会ったのは2012年4月のライフコーチングプログラムでした。


そのプログラムの特典として60分のSkypeでの個別コーチングセッションが受けられるとのことでした。


僕は最も早いタイミングである5月に申し込んだのです。


4月の時点で、何気なく5月のセッションを申し込んだのですが、結果的に5月になって、ちょうどアランに相談したいことがありました。


4歳の長女が転園したばかりの保育園でいじめにあったのです。その出来事の経緯について振り返ってみたいと思います。


僕は当時、奥さん・長女・次女とともに11年間暮らした東京を離れるとともに、7年勤めた会社を辞めて、鹿児島に移住し起業したばかりでした。


貯金もなく、やることも決めず、直感に従って起業し、移住した僕は焦っていました。


仕事が入らない焦りもあったし、現実的にお金が底をついていく恐怖もありました。


そしてその焦りから僕がとった行動は、「家を空けて、働く」こと。


4月17日に東京から鹿児島に引っ越したばかりだったのに、4月20日からなんと5月のゴールデンウィーク明けまで東京に舞い戻って研修やワークショップ、営業活動のためのアポを入れ込んでいたのです。


そして、慣れない環境で、新しい保育園に入った娘がいじめにあったのは、僕が東京にいって一週間ほど経ったある日でした。


奥さんから一本のメールが届きます。


「ゆうか(娘)がいじめられてるみたい。うんこって呼ばれたり、外遊びやご飯のとき仲間外れにされたりしてるんだって。」


奥さんは「こどものことだからまあわからないけど」とわりと冷静に受け止めていたのですが、僕はショックを受けました。


何か、ただならないことが起きているような感覚があって、すぐにすべての仕事とアポをキャンセルして鹿児島に戻りました。


「とりあえず今すぐ帰るから。ゆうかは、保育園に行かせないで。いじめられるってわかってるところに通わせる必要なんてないよ。」


そして鹿児島の家の近所にあるマクドナルドで待ち合わせをして、奥さんとゆうかと再会しました。


普段は天使のようにニコニコ天真爛漫に過ごしているゆうかが、明らかに傷ついていました。表情がなくなったかのように固まっていたのです。


そのことがわかった僕は、ゆうかに会うなり抱きしめて、号泣しながら謝っていました。


「ゆうか、ごめんね。パパがずっとそばにいるから。保育園、行かなくていいからね。」


ゆうかは、安心したように少し笑ってくれました。


奥さんは逆に心配していました。「ゆうかの保育園のことどうするの?」


僕は答えました。「とりあえず今の保育園はもうやめよう。新しい、ゆうかが行きたくなるような保育園や幼稚園を探そう。見つかるまでは、俺がずっとゆうかのそばにいる。仕事もしないから。お金が尽きたとしてもゆうかのそばにいるよ。」


それ以来、1ヶ月間、僕はほんとうにゆうかのそばにいました。毎日、起きたらゆうかと一緒にどこかに出かけました。


お金はあまりなかったから近所の公園とかによく連れ出して、一緒に遊びました。
ゆうかはほんとうに楽しそうでした。


「こういう体験をするために鹿児島に移住し、起業したんだった。」


そんな風に穏やかな気持ちになる自分がいる一方で、ゆうかの転園先が見つからない焦り、そして仕事をしていないことによる金銭的な不安、鹿児島でほんとうにやっていけるのかという不安を抱える自分も大きくなっていきました。


当時は鹿児島に知り合いも一人もおらず、頼れる友人も一人もいませんでした。


そして何より苦しかったのは、娘であるゆうかに対する罪悪感でした。


父親として最低なことをしてしまった。


仕事にしか目が向いておらず、ゆうかのことをほったらかしにしてしまった。


あんなに悲しい顔をしたゆうかを見たことなかった。


ゆうかの人生やこれからのことを考えると、取り返しのつかないことをしてしまったような気持ちになっていたのです。


そんな折にやってきたアランのSkypeセッション。


僕はことの顛末を丁寧に説明しました。


アランは、Skype越しにでしたが、すごく共感して聞いてくれていたのを覚えています。


そして状況を理解するためにいくつかの質問を受けました。


僕は焦って、逆にアランに聞きました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

僕:「アラン、アドバイスをください。いじめられた保育園でもやっぱり通い直した方がいいのでしょうか?それともこのまま新しい保育園をあてもなく探した方がいいのでしょうか?どっちの選択肢が娘を幸せにするのでしょうか?」


アラン:「どちらの選択肢にするか、ということの前に、ヒロキさんのお話を聞いて、僕が感じたことを伝えてもいいですか?」


僕:「はい。」


アラン:「娘さんは、あなたのような父親を持って幸せですね。」


僕:「え...?どういうことですか?僕は、自分みたいな父親で申し訳ないと思っているんですけど...。」


アラン:「あなたの娘さんを想う気持ちは、こうしてSkype越しでもとても強く伝わってきます。


どの保育園にするか、ということも大切だけど、それよりもあなたの娘さんへの愛がどのくらい深いか、の方が大切でしょう。


娘さんはきっと、父親としてのあなたの愛を今回の体験でたくさん感じたのではないでしょうか。」


僕:「...ありがとうございます。」


アラン:「だから、あなたはこれからも、これまでと同様娘さんを愛してあげてください。」


僕:「はい。」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


僕は思わず、Skypeをしているパソコンの前で、号泣してしまいました。


込み上げてくるものを抑えられませんでした。


アランは、僕の相談には直接答えることなく、僕の怖れや誤解を癒してくれたのです。


僕のダメなところではなく、素晴らしいところを見てくれたのです。


アラン・マジックを最初に体感した瞬間でした。


そして保育園はどうなったかというと...。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

僕:「でも保育園はどうしたらいいでしょう?」


アラン:「それは、娘さん自身が答えを知っているはずです。本当はどうしたいのか彼女に聞いてみてください。」


僕:「わかりました。やってみます。」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


そして4歳の娘に、「どの保育園がいい?ゆうかが行きたいところにするから、正直に教えて。」と聞きました。


すると、これまで同じ質問をしても答えあぐねてたゆうかが、「◯◯幼稚園」と即答したのです。
僕も奥さんも驚きました。


そして同じ感想を持ちました。
「そっか。でもあそこは人気でなかなか枠が空かないからなぁ。」


奇跡が起きるのはここからです。
なんとこの数日後、その人気の◯◯幼稚園に空き枠が1名だけできたのです。


あらかじめキャンセル待ちをしていた我が家にその枠があてがわれ、ゆうかは、そこから幸せな幼稚園生活を約2年に渡って送ったのでした。


今では幼稚園時代の仲良しの友達ともに、元気に小学校に通っています。
毎日天使のように笑って過ごしてくれているのです。


それ以外にも、アランとの関わりで起きた癒しや奇跡はたくさんあります。


アランからもらったたくさんの言葉の中で、最も印象深い言葉。


それが


「娘さんはあなたのような父親を持って幸せですね。」


という言葉だったのです。


いじめを受けた子供の親に対して、こんなにも愛に満ちた言葉を伝えられるアラン。


僕は彼のことを本当に心から尊敬しているし、感謝しています。


そして彼から受けた豊かさ・愛・信頼を、今度は僕の周囲の人に伝えていきたいと思っています。


☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆


1


3月13日(金)アラン・コーエン認定ライフコーチ3名によるコラボセミナーのご案内はこちら