こんにちは、亀井弘喜です。
今日の鹿児島は雨模様です。
さきほどヨガ60分のコースを申し込んでくれたお客様にプライベートヨガレッスンをしました。
今はサロン(タイ古式マッサージ&ヨガ I-PEACE)からこれを書いています。
僕を通じてヨガと出会ってくださる方が最近結構いて、それをとても嬉しく思っています。
「ヨガと出会う」
というのはひとつの比喩で、「本当のその人自身と出会う」機会に立ち会わせてもらっているような気がするからです。
「ヒロキは、僕を尊敬してくれていると言ってくれた。
それはとても光栄なことです。
そして私も、ヒロキを同じように尊敬しています。
でもヒロキが尊敬しているのは、僕の背後にある存在だと思います。
それを見れるヒロキが素晴らしい。
すべての人の背後にその存在を感じ、愛を送ってください。」
アランに2年前のマウイで言われた言葉を思い出しました。
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今日のメッセージ
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"今のあなたには何を言っても届かないと思う。
だからひとつ俺の好きな話をさせてください。"
数週間前の離婚騒動のとき。
尽きることのない無数の質問を浴びせられた僕が、奥さんにいった言葉でした。
質問は、すべて「過去」か「未来」に関することだったのです。
「未来」がなく「過去」もない現実を生き始めた僕にとっては、本当に答えることがありませんでした。
でも答えることがない僕を見て、ますます心配になったり、怒り始める奥さん。
どうしたものかなと思ったときにその話をふと思い出したのです。
その話とは、OSHOの本に書いてあった話です。
僕自身、それを読んでから何かが変わったのでした。
その話をメルマガ読者のみなさんにもシェアしたいと思います。
ちなみに「僕認識」の「その話」なので多少ストーリーが変わってるかもしれませんが、ご了承ください。
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昔、日本に禅のマスターと弟子がいました。
禅のマスターと弟子は修行の一貫で山に来ていました。
帰り道、川を渡ろうとすると手前にケガをした女性がいました。
ケガをして川を渡れずに困っている女性。
道の先を行く禅のマスター。
弟子はここでふと思いました。
「マスターはこの局面をどう行動するのだろう?」
なぜならば、禅の厳しい戒律で、女性の肌に触れてはいけないというものがあったのです。
もし戒律を破ろうものなら波紋にもなってしまう厳しいルール。
でも目の前では女性が困っている。
弟子は想像しました。
「マスターならば、この女性にとらわれることなく、無視して淡々と川を渡るだろう。」
マスターは、その女性に近づくとヒョイと体を抱きかかえ、川を渡りました。
お礼を言って帰路に向かう女性。
マスターは再び淡々と歩き始めます。
その一部始終を目撃した弟子は許せない怒りが湧いてきます。
マスターともあろう人が戒律を破るなんて。
これは帰って報告しなければ。
そしてマスターに向かってこう質問するのです。
弟子:「マスター、一体どういうことですか?」
マスター:「何がだ?」
弟子:「戒律で女性の体には触れていけないことになっています。あなたはそれを破りました。これはとんでもないことですよ!」
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さて、これに対してマスターはなんと回答したでしょうか?
続きは、次号のメルマガにて...。
っていう風にしようかとも思ったけど、もったいぶっても何もないので、ここで書きます。
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マスター:「なんだ、お前はまだ川の向こうにいたのか。俺はもう川を渡ったんだ。行くぞ。」
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禅というのは説明できない概念です。
無理やり言葉にするならば、「今この瞬間にとどまること」です。
そしてそれはヨガの境地でもありますし、人間が幸せでいるための最重要要素と言ってもいいかもしれません。
幸せには「つかむ幸せ」と「そこにある幸せ」があると思います。
つかむ幸せは、つかんだときは幸せです。
つかんだものが離れていくときには、執着が芽生えます。
そこにある幸せは、永遠の幸せです。
なぜならばそれはいつでも「そこにある」のであって、なくならないからです。
お金でも人間関係でもモノでも結果や評価でも。
つかんだ幸せを手にしようとする作用が人間にはあるのだろうと思います。
そしてそれを上手につかむ方法を、親や学校や社会が教えてくれる。
僕自身もつかむのが上手な人生であり、人間でした。
つかみ続けては、なくなり、またつかみに行ってました。
そんなときにヨガと出会ったのです。
「そこにある幸せ」を体感したとき、ヨガクラスで号泣していました。
つかもうと頑張ってきたけど、ずっとそこにあったのです。
時間軸でとらえるならば、「つかむ幸せ」は「過去」か「未来」にあります。
過去の栄光をつかめば過去に、将来の夢をつかめば「未来」に。
今の僕には過去の栄光はありません。
学歴も興味がないし、本当に大学を卒業したのかどうかだって怪しい。
資格も無数にとってきたけど、どんな資格にも興味がありません。
夢や目標もありません。
今年の抱負もありません。
理念もなければ、想いもありません。
ただ、あるのは、目の前の人を愛する気持ちです。
目の前のことを愛する気持ちです。
自分自身でい続けることの幸せです。
体験そのものを尊ぶ生き方です。
今にとどまれば、問題はありません。
意識が過去か未来に飛べば、問題が生まれてきます。
問題は感情を伴って具現化し、人々を苦しめるのです。
問題は、本当はありません。
問題は、本当はありません。
これまでもなかったし、これからもありません。
もう問題探しは終わりにしましょう。
成長する必要もありません。
変わる必要もありません。
今のあなたを100%受け入れて、生きましょう。
完全な存在であるという前提で、生きましょう。
少なくとも僕はそうします。
さて、このメルマガも終わりになりました。
もはや「川の向こう側」に置いてきたものです。
メルマガはどうでもよかったのです。
大切なのは、今この瞬間のあなた自身です。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
亀井 弘喜
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◎タイ古式マッサージ・ヨガ について
【コース・料金(すべて税込】
<タイ古式マッサージ>
・60分:4,800円
・90分:7,200円
・120分:9,600円
<プライベートヨガ>
・60分:3,600円
・90分:5,400円
<タイ古式マッサージ&ヨガ セット>
・90分:6,000円
・120分:8,400円
【支払方法:現金】
<鹿児島>
場所:「タイ古式マッサージ&ヨガ I-PEACE」
住所:鹿児島市 堀江町1-17 K&Kビル1F
※駐車場2台あり
ホットペッパーに詳細情報が登録されています。
こちらからご確認ください。
◎直近の空き日程
・1月26日(月)18:30~22:00
・1月28日(水)10:00~22:00
・1月31日(土)10:00~22:00
・2月1日(日)10:00~22:00
<東京>
◎2/5(木)14:00~17:00@品川
◎2/6(金)AM8:00~14:00@品川
<名古屋>
◎2/14(土)18:00~22:00@伏見
<大阪>
◎2/15(日)22:00~23:00@梅田
◎2/16(月)AM8:00~11:00@梅田
※ヨガクラスのお知らせ
◎2/15(日)夜19:00~21:00@梅田でヨガワークショップを開催します。
参加費は3,000円です。
※お問い合わせ・お申し込みはすべて当メールに返信願います
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