「ありのまま生きる」
2年前、僕が起業したときにつけた自分の会社名、Authentic Living(オーセンティック・リビング)の日本語解釈を、ずっと「ありのまま生きる」としていました。
ありのまま生きることを伝えたい。
ありのまま生きられるようサポートしたい。
何よりも自分自身が、ありのまま生きていたい。
奇しくも2年後の春、アナと雪の女王という映画の主題歌として、「ありのままの姿見せるのよ」という歌がブームになりました。
ブームに乗っかっても良さそうなのに、なぜか自分としては、違う感覚になってきました。でも言葉としてしっくりこなかったここ数ヶ月。
さっき、しっくりきました。
Authentic Livingとは、
「ただ在る」
ことなんだと。
そこには「ありのまま生きる」というような意思すら必要としない、純然たる存在の波動が込められています。いや、むしろ込めるとか込めないとかそこには主体も客体もないのです。
「ただ在る」
思えば、母を亡くした翌月、出会った恩師からいただいた大切な言葉であり、東京時代からずっとトイレの壁にその文字が描かれたカレンダーを貼っていたのです。
「ただ在る」
そうか。
自分という認識すら超えて、「ただ在る」。
そのことを表現しようって初めて自分に許可が出せました。許可するとかしないとかそういう主体も客体もないのです。(「しつこいな」って内なる僕のエゴがささやきますが、それももういいや。)
今日が記念すべきその初めての体験です。
鹿児島で7月からスタートする、新コンテンツ(半年間の連続講座)のネーミングもこれにしました。
「ただ在る」
一緒に体験してくれる仲間に、心から感謝しています。