嫌なことを嫌と言うことは、なんて怖いことなんだろう。
おかしいと思うことをおかしいということは、なんて勇気のいることなんだろう。
「そんなの簡単だ」という人もいるかもしれません。
人の評価を気にしがちな僕はいつも、怖いです。
例えば会社員時代、周りがみんな残業してるときに、先に帰ることはとても怖かった記憶があります。
でも怖くないときがあります。
それは、「大切な誰かのため」に、嫌なものを嫌と言ったり、おかしいと思うものをおかしいと言ったりするときです。
例えば、1年半前に4歳だった長女の優花が転園先の保育園でいじめにあったとき。
「それでも保育園に行くべきだ」と言った元教育者でもあるお義母さんに、
「黙っててください。僕が全部責任とります。いじめられるとわかってるところに、優花を送り出すわけにはいきません。」
と力強く言えたのです。
「休ませてる間どうするの?」との問いにも、
「僕がずっと一緒にいます。仕事を全部休んで、ずっと一緒にいます。優花が笑顔になるまで、ずっと一緒にいます。」
と言って、本当に一ヶ月何も仕事をせず、なけなしの貯金をすり減らしたこと。
でも結局何とかなったのです。
僕と同じように、おかしいと感じることにおかしいと言うのが怖い人へ。
大切な誰かのために、言ってみませんか?
大切な誰かのためなら、あなた本来の力強さが戻ってくると思います。