先日の八ヶ岳リトリート。
僕のテーマは、「メソメソしない」ということでした。
このメソメソしないという言葉には２つの意味がありました。
「自分がメソメソしない」
「誰かがメソメソしてても、その次元で向き合わない」
メソメソとは一体どんな感じなのでしょうか。
僕の感覚ではそれは、次の言葉のようなもの。
・被害者の立場を取る
・犠牲者の立場を取る
・かわいそうだと思われる立場を取る
・過去が大変だったという立場を取る
・「今と向き合わない」という立場を取る
・決意・決断せず、迷いの最中にいるという立場を取る
・馴れ合いのベタベタとしたつながりを選択する
など。
もちろん、そういう立場を取っている人を
否定するわけではありません。
むしろ人生では、ときにメソメソすることが役に立つこともある。
僕自身、心のどこかでずっとこの「メソメソした自分」を
抱えることで色んな困難を乗り切ってきました。
今でもメソメソした自分は常にいます。
でもメソメソの立場を基本に置いていると
困ったことも出てくるのです。
僕の体験でいうとこんな感じです。
・人生でアップダウンが激しい
・つながりを感じる一方で、孤独も感じやすくなる
・同じようにメソメソしてる人が周囲に集まりやすい
・成長が遅くなる
・現実化しにくいので、結局学んでも結果が変わりにくい
・何か問題があると、すぐ過去のせいにしちゃう
（お金が稼げなかったら、「お金のブロックがある」など）
・同じようにメソメソしてる人を救いたくなっちゃう
僕は、１月宮古島に行ったときに、
こんなメッセージをある人から受け取りました。
「深海の淵にいる人を
海面に浮上させるために、
あなたの光（価値）があるのではない。
あなたの光（価値）は、
もともと光輝くものを持っている人を
さらに光輝かせるためにあるのです。
深海にいる人を照らす人ではなくて、
光輝く人をさらに輝かす人になりなさい。」
僕は当時は意味がわかりませんでした。
でも今は少しわかります。
悩んでいる人のメソメソモードを
徹底的に受容して浮上するお手伝いを
してきた2012年までの僕。
でも2013年の僕は、
メソメソしている誰か（自分含めて）を
見たとき、こうとらえるよういしています。
「あなたは、本当はそんな人じゃない。
もっと光輝く存在だし、
すでに光り輝いている部分がある。」
物質（出来事を含む）は、
観察した通りに変化するという
研究結果があるそうです。
誰かが悩みを抱えていると
相談してきたとき。
「悩みを抱えている人」
として見れば、それは現実になります。
「悩みを抱えている立場を
取っているけど、本当は
そんな次元でとどまってるような
人ではない素敵な人」
としてその人を見れば、
そっちが現実になります。
僕のコーチングのクライアントや
セミナーのお客様は、セッション後、
みんな自分が本来持っている力を
取り戻して現実世界に帰っていきます。
僕に依存することなく、
自らの力で現実を変えていくのです。
人生では、
コーチングセッションの時間や
セミナーで学ぶ時間よりも
大切な時間があると僕は思っています。
それは、「現実世界」の時間です。
みんなそれぞれが見ている
「今の現実世界」をもっと素敵なものに
するためにコーチングやセミナーを
受けているのだと思います。
コーチングやセミナーを
ただの癒しの時間とするよりも、
「本人が持っている力を取り戻す時間」
にしてもらった方が僕は喜びが大きいのです。
僕と関わってくださる方の
現実世界が変わるために必要なこととして、
今は「メソメソしない」在り方を取り入れています。
メソメソに付き合わないモードの僕と
かかわって、自分本来の力を取り戻したい方は
「相談会」にお越しいただけたらと思います（^^）。
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