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かめいひろき@東京です。
地震以前にいただいていた、応援している就活生からの
メールにあったことで、気づいたことをアップします!
(一部、表現を抽象的に変更しています)
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さて、私は遅ればせながら『手紙屋』を読みました。
まるで亀井さんのお話を聞いているようでした。
というのも、亀井さんのお話を凝縮したのがこの本だと感じたからです。
しかも、言葉づかいまでそっくりでした(笑)
本にはこうありました。
仕事を選ぶのに向いているとか向いていないとか関係ない。
どれだけ情熱を注げるかが大切なこと。
分かっていても、実は私にとって先日の企業からのフィードバックは厳しいものでした。
この業界は厳しいかなぁなんて考えていました。
けれど、今日別な同業界の企業の方と面談をして生まれ変わりました。
なんと約1時間半も1対1で面談をして下さったのですが、
時間の大半が「私」について質問されながら私が語るというものでした。
最後に私から人事の方に「私の印象を教えてください。
そして、貴社の業界の企業というのはどんな方を求めますか?」と質問しました。
その方からの答えは「雑草(印象について。一応、良い意味らしいです/笑
その不合格になった企業の不合格理由のような考え方は私たちの企業はしないです。
その企業の選考方法では人柄を判断するのは難しいと思うので、
おもにその企業の中に蓄積された過去のデータが判断基準だと思います。
気にする必要はないと思いますし、貴方が持っている力はうちで働くには絶対に必要な力ですよ」
と言って下さいました。
とても嬉しかったです。
何が言いたいかというと、私はやはり周囲からの言葉によって自分に自身が持てるということ。
そういう状態のときに言う「ありがとう」はとっても気持ちがいいということ。
そして決めたことは、もらうもの以上のものを相手に返すこと。
相手に求めるのではなく、私から相手の良いところを探してその人に伝えよう、
ありがとうと言おう、できることがあれば手伝おう。
すると自然と感謝の気持ちが循環する。
その気持ちはどんどん大きくなる。
なんて幸せな現象なのでしょう。
さらに、印象に残ったのは「物々交換」という言葉。
面接への心構えが変わりました。
時間をかけて、私の話をうなづきながら聞いて下さる面接官に私は何を差し出せるだろう?
答えはもちろん、私自身の情報。
ミスマッチが生じないように、判断がしやすいように、素直に私を伝えること。
これが一番求められることなのでしょう。
今までは業界によって少しエピソードをひねっていたのですが、辞めました。
面接に挑む時は、志望理由と自分のアピールポイントだけを携えていこうと決めました。
「素直に」をスローガンにします。
ちょうど午後にまた別の企業の面接を受けましたが、
その心構えのおかげでとても楽しかったです。
作って落ちるよりは、素直に話して落ちる方がずっといい。
「後悔する面接はしたくない」今の一番の想いです。
長々と散文になってしまって申し訳ありません。
今日も一日輝く日にしましょう!
失礼致します。
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手紙屋さんの在り方は、私の理想像なので、追いかけています。
だから手紙屋さんが、私に似ているのではなくて、
私が手紙屋さんを真似しているのです(笑)。
でも最近は、手紙屋さんの言葉なのか自分の言葉なのか、
境界線がなくなってきた感覚があります。
さて、内容についてですが、この企業の人事の方、
すばらしいですね。
とある企業からの評価やフィードバックというのはあくまでも
ひとつの見方に過ぎないということ、
そして自分たちはどんな見方をしているかということを、
率直に伝えたことによって、この就活生の方も、自己開示をして、
結果、相互理解が深まる。
採用企業としての採用スタンス、
就活生としての就活スタンス、
ともにあるべき姿だなーと思い、感心してしまいました。
就活では、認められる、認められない、の連続で、
精神的にはかなり負担が大きいと思います。
どこかの企業で不合格になっても、人として認められていないわけではない、
という当たり前だけど忘れてしまいがちなこと。
これは、世の中の社会人も同じ悩みを持っているように思います。
達成しなければ、人として認められていない。
成果を出さなければ、人として認められていない。
そんな風にして苦しんでいる人が、多いように見えます。
もちろん、営利企業である以上、利益を出さなければ存続ができないから、
1円の売り上げ、利益にこだわることはとても大切です。
でもそのこだわりにしがみつくあまり、人として大切なことを
見失わないようにしたいものですね。