TOKYO BLACK OUT
「TOKYO BLACK OUT」という小説を読みました。
- TOKYO BLACKOUT/福田 和代
- ¥1,680
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テロリストが送電線などを破壊して東京近郊一帯を停電させてしまうお話です。
メインはその破壊活動の裏にある人間ドラマで、それはそれで良かったのですが、
自分が期待したのは完全に機能停止した東京のパニックエンタテインメントでした。
全くもって、そこにあるのがあたりまえでありがたみを忘れている日常の電源供給なのですが、その電気のシステムとかが詳しく書いてあり、電力会社の人たちは大変なんだなぁと思いつつ、確かに長い間電気が使えないととんでもないことだなぁと怖くなりました。
そういう意味での東京のパニック模様をもう少し頑張って盛り込んだらおもしろかったのに・・・。
「パラノーマル・アクティビティ」
試写会で観てきました@九段会館

いろいろとすごいサクセスストーリーを宣伝文句にしている映画ですが、内容的には特に何て事はありません。ある超常現象に悩まされている若い男女が、記録を映像に残そうとするというストーリーです。
もしかしたら「ブレア・ウィッチ」の方が緊迫感があるし、「フォースカインド」の方がリアリティが高いし、「REC」の方が怖いかもしれません。
ただ、アイデア的には素晴らしいです。ありそうで、ないことを素直に実直にやっているので、正直これは一本取られたという感じです。映像の特性を見事生かして恐怖を演出しているし、典型的アメリカ人男性の性格の描写が非常にうまく作りこまれていて、観ている人を正直不快にさせます。
アメリカでは大ヒットとなった本作ですが、日本ではどうなんでしょう?確かに話題性は高いのでそこそこいくとは思いますが、個人的には日本人には合わないかもなぁ、という感じです。個人的には好きですが。
アメリカの劇場で友達大勢で突っ込んでいって、ポップコーンとか食べながら、ぎゃあぎゃあ笑い叫びながら観るようなタイプなので、日本のお上品な劇場だとちょっと間延びするというか緊張しすぎるというか。
題材が悪魔という時点でもちょっと。
なにはともあれ、この映画のすごいところは、安く作って高く売る。何て素晴らしいんでしょう。インディペンデントの夢を実現してくれています。
けどあまりにも宣伝でその部分に突っ込みすぎです。確かに本当ならアメリカンドリーム的なサクセスストーリーで憧れる部分はありますが、あまり言われるといらっときます。制作費135万円、これの3万倍のセールスをフィルムマーケットで成立させたそうですが、計算すると、それだけで405億です。
現時点で、アメリカの興行収入で約100億、世界各国の興行収入で約15億くらいですので、400億という数字が本当だとしたら結構他の国の人たちは大損ぶっこ居ているかもしれないですね。理論的には全世界の興行で最低でも400億いかないとみなさん儲からないはずですから。実際は宣伝費、劇場に払う金があるのでそれ以上ですけど。まあ、この手のはビデオが異常に出ると思うのでそれでペイするのかも知れませんが、本当に3万倍か??と、疑りたくなります。3000倍なら100%信じます。まあ、どうでも良いことですが。
プレシディオさんとかはいくらで買ったのでしょうかね?
ちなみに、今年の10月くらいに米国でパラノーマルアクティビティ 2 がリリースされるようです。さすが商魂大国。
ホラー三昧
やはりホラーの企画を練っているせいか、観るDVDもホラーに偏りだしつつある。
といいつつも、好きなせいか量的には観ている方なので、新しいのがなかなか出ない中、あまり観るべきものがない・・・。
てことで、触手の伸ばしていなかった「フィースト」、最近話題になった「マーターズ」、あと何気に手に取った「パニックエレベーター」の3本を立て続けに観る。
- フィースト アンレイテッド・バージョン [DVD]/バルサザール・ゲティ,ヘンリー・ロリンズ,ナヴィ・ラワット
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個人的にあまりモンスター物はそんなに好きではないので、いままで素通りしていましたが、結構周りにも勧められていたのでとりあえず拝見。
モンスター映画のカテゴリー的には至って普通なんだけど、細かい作りが秀逸。
なんじゃこりゃ。無茶苦茶だって感じだけど面白かった。面白ければそれで良い。若干ラストが腑に落ちないけど。
これはアメリカ人なりが友達とギャーギャー劇場でしゃべりながら笑いながら観る映画ですね。
子供が一気に食われるあたりにそのセンスを感じました。
- マーターズ [DVD]/モルジャーナ・アラウィ,ミレーヌ・ジャンパノイ,カトリーヌ・ベジャン
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これは残虐描写が話題になったやつですね。
確かに嫌悪感バリバリです。個人的には「ハイテンション」の方が面白かったですが。
幼児虐待を発端にしたストーリーですが、その真実が明らかになるにつれて、本当にムカついてきます。
不条理な人間の汚い部分をがっつりと捉えている意味では秀作です。
- パニック・エレベーター [DVD]/アンバー・タンブリン,アイダン・ギレン,アーミー・ハマー
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ホラーではなく、シチュエーションスリラーですが、これ、結構拾いものでした。
確かにすげー面白いという程でもないですけど、ちょっと参考になるところが随所に・・・。
若干人物設定、相関関係等が荒い部分もありますが、暇つぶしには観れます。十分。
けど、やはり欧米のB級ホラーは(C級はもちろん観るに堪えませんが)、それなりにレベルが高いです。
日本でも「呪怨」以来全く惹かれるホラーを輩出していません。
そろそろスマッシュと行きたいところです。
それはそうと、
1月22日の「パラノーマル・アクティビィティ」の試写会チケットをいただいたので、今から楽しみです。
