映画「ノウイング」~若干ネタばれ注意~
DVDで「ノウイング」を観ました。
- ノウイング プレミアム・エディション [DVD]/ニコラス・ケイジ,チャンドラー・カンタベリー,ローズ・バーン
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ありがちな、世界の滅亡を巡っての物語ですが、良い意味でも悪い意味でも一風変わっていて楽しめた。
ただ、こないだの「地球が静止する日」ではないけど、結局宇宙人なのか、神なのかわからないが人間の域を超えた概念が出てきて、今の腐った現代をたたき直すというリセット論的な持っていき方なので、若干興ざめしてしまったのも事実です。ただ、この映画は見事にリセットしてくれています。そこが嬉しい。下手なヒューマニズムに囚われないで完全に我々にダメ出しをしている。スカッとします。怖いですけど。
個人的に微妙なのが、宇宙人ぽいのが出てくるのですが、もしあれが神ならば宇宙船的なイメージあまり好ましくないですし、もしあれが異星人であるとするならば、宇宙人と神とを同一視しているきらいがあるわけですね。
我々は宇宙人によってもたらされた命なのか?宇宙人の育成ゲームの一部なのか?昔の哲学風になんたらかんたら考えてしまいます。
神にせよ、宇宙人にせよ、なんにせよ、人間ほど愚かで小さな存在は無いのだから分別つけて生きようと思わせてくれる映画でございました。
「剣岳~点の記~」を観て
遅まきながらDVDで「剣岳」を観ました。
- 劔岳 点の記 メモリアル・エディション [DVD]/浅野忠信,香川照之,松田龍平
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正直、これは劇場で観た方が良かったかな・・・と思います。
雄大な自然の顔を観るには、TVだと小さすぎる。
さすが日本を代表するキャメラマン木村大作師匠の渾身作であり、画は素晴らしい。
今まで監督が本業でないのだから、細かい演出の部分はさておき、
圧倒的な自然に立ち向かった明治の男たちと、それと同じように挑んだキャスト・スタッフたちの努力の結果が見事にリンクして成立しているので、見事といわざるを得なかった。
馬鹿じゃなきゃ、あんな撮影、誰もしたくないですよ、実際。
木村おじいちゃんを筆頭に気合いと根性入れて山登りしながら撮影しているわけですから胸が熱くならないわけありません。薄っぺらいどっかのヤンキー青春ムービーとは一味違う。
地図作るために命がけで苦労するのも、映画作る為に命がけで苦労するのも一緒というわけですが、
劇中の言葉「何をしたかではなく、何の為にするのか」を地でやっているところに、
正直、今回は男の仕事を見せてもらったなぁ、という感じでした。
