こんにちは。
『Natural Healing 陽&月』のKAORIです☺
では今回も私が10年前に
盲腸になったときのお話です☺
~前回のあらすじ~
10年前、21歳だった私は
原因不明の腹痛に悩まされていた。
痛みがあまりにひどくなり、大学病院を紹介され
CTをとってみるとひどい虫垂炎だったと発覚。
即入院、翌日手術と言い渡され
全身麻酔の承諾書に署名をしたのだった。
では、続きにまいります~!
翌日は朝目覚めると
目まぐるしく時が過ぎて行った。
10年経った今その日の朝のことは
ほとんど覚えていないけれど
しっかり記憶に残っているのは、車いすに乗せられ
看護師さんと両親がエレベーターまで運んでくれたこと。
両親とはエレベーター前でお別れしたのだが
私は「これでなんとか助かる!」と前向きな気持ちで
「じゃあね!」とあっさり、笑顔で手を振った。
かたや両親は悲壮な顔で
今生の別れのように、手を振り返した。
閉まっていくエレベーターの扉から
私はきょとんと、その両親の顔を見つめていた。
「がんばれよー!」って激励してくれると思ったら
なんか悲しそうだし、どうしたんだ?! って。
でも、手術を終えてから聞いたのは
父は全身麻酔について、夜通し調べて眠れなかったらしい。
そんなこと考える暇もないくらい疲れて
すっかり眠りこけていた私は
肝が据わっているんだか、なんなんだか☺
・
そしてエレベーターを降りて向かったのは
手術の控室(のようなところ)。
お医者さんや看護師さんが大勢待機しているのを見て
私はとうとう緊張してきた。
そしてその時、私の頭を占めていたこと。
手術をするってことは、裸を見られるってことだよね?
私、入院も手術もするなんて思って無かったから
毛の処理とか不安なんだけど、どうしよ。
でも、命には代えられないし
恥ずかしいとか言ってる場合じゃないよね。
初の手術、全身麻酔の前に私が考えていたのは
実は、裸を見られることへの不安だった☺
・
さて、すぐに手術に向かうかと思ったら
お医者さまがやってきて、急に検査をすると聞かされた。
盲腸が子宮の位置と近いので
一応子宮に異常がないか、検査するとのこと。
まだ21歳で子宮の検査をしたことがなかった私は
非常に恐怖と混乱で、頭がショート。
でも、心構えも躊躇などもしている暇もなく
あれよあれよという間にパッと検査されていた。
手術だけを乗り越えればいいと思っていたけど
こんな検査もするのか・・・と、不意打ちの驚きと
終わった安心感でどっと疲れていると
「子宮に異常はなかったから、もう手術室行くね」と
また慌ただしく、手術室へ運ばれたのだった。
~つづく~
またお仕事やプライベートでバタバタしてしまい
話しが短くすみません!
つぎはいよいよ手術です。
それにしても、子宮の検査って
私は今でも結構な心構えが必要で
あの時の私、よくがんばったなぁと思い出します。
混乱してたから、恐がる間もなく
できたのかもしれないけどね☺
・
今日もここまで読んでくださって
ありがとうございました❀
春は心身ともに疲れやすい時期。
みなさんの毎日に
少しでもホッとできる時間がありますように☺
今日もお疲れ様です☺
みなさんに
たくさんのしあわせが届きますように☺
KAORI☺
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