12月21日にリニューアルした「国会図書館デジタルコレクション」、全文検索可能なデジタル化資料が5万点から247万点へ増えましたが、その検索は万能ではありませんでした。

 

「松井屋」で検索をかけたところ、以下のような資料がヒットしました。

この資料、元々確認済みではあったのですが、「松井屋八」のワードがありました。

高祖父は「松井屋八」です。

 

 

別の版で誤植かと思って開いてみたら、そうではなく間違いなく過去に見た資料です。

 

 

ちゃんと「松井屋八」と記載されていますが、国会図書館の検索機能はこれを「元」ではなく「正」と認識していました。

因みに「松井屋正八」で検索をかけたところ、この資料がヒットしました。

Google ブックスの検索もそうですが、検索ワードはこういうことも前提にしたうえで、色々試した方がいいかもしれません。

 

ことのついでに、この資料について少々。

明治20年暮れ、保安条例により自由民権運動家約570名が東京を追放されたことについての資料です。

そのうち200名以上が横浜に流れ、うち60名以上が高祖父の旅館に泊まった記録でもあります。

追放された自由民権運動家を最も多く収容した宿でした。

誰が泊まったのか?、それも調べています。

 

12月21日にリニューアルした「国会図書館デジタルコレクション」、噂通り圧巻ですね。

全文検索可能なデジタル化資料が5万点から247万点へ増え、先祖調査同好界隈でも話題になっていました。

 

今まで、「国会図書館オンライン」や「国会図書館デジタルコレクション」で検索に引っかかったのは、

  ・母方の高祖父

  ・母方の高祖父の親戚

  ・母方の曾祖父

  ・母方の曾祖父の姻族

  ・母方の曾祖母の姉

  ・母方の曾祖母の甥

  ・父方の祖母

という状況でした。

 

今回のリニューアルで、上記検索ヒット数が激増しました。

それに加えて、現時点だけで

  ・父方の祖父

  ・母方の祖父

  ・母方の曾祖母

  ・母方の義高祖父

が追加されました。

また、戸籍では族称塗抹された族籍も、はっきりしたものがありました。

 

この先、何年かは楽しめそうです。

 

 

 

鎌倉殿の13人もいよいよクライマックスへ。

三谷幸喜監督は「泰時に託す」というような展開を仄めかしていますが、どういうラストになることやら?

 

源頼朝が起こし、北条義時が引き継ぎ、北条泰時がまとめ上げた鎌倉幕府という武家政権。

来年の大河ドラマ主人公の徳川家康が集大成として江戸幕府を造りました。

その家康、泰時の末裔らしいのです。

 

家康の先祖の松平親忠の母親が足利氏分家の一色氏出身らしいのです。

足利氏の外戚は北条氏であり、女系で泰時と家康は繋がっています。

異説はあるようですが、松平氏の存在が歴史上ある程度はっきりした後の時代であり、かつ同じ三河の武家、不思議はない話です。

 

来月は13人ロスが予想されますが、どうする家康にDNAは引き継がれており、時代劇ファンの夢は続きます。