ポニョのロケ地でもある鞆の浦。
自然豊かで、豊かな歴史の残る街。
すっかり魅了されましたが、
お宿が、これまた、最高でした。
汀亭遠近(みぎわてい をちこち)
築250年の建物入口。
中には、立派な梁と高い天井
落ち着く空間が広がっています。
ちなみに、この遠近の名前の由来は、下記の句から。
「四月を仙酔島どまり、
雨戸も閉らず発動船す遠音近音」
春、仙酔島に泊まった。
雨戸も閉めずにいると、鞆の海を行き来する汽船の音があちらこちらからきこえてくる。
従業員の方々の応対も素晴らしく、
部屋に入る前からワクワク。
琉球畳にベッド。
広くはありませんでしたが、
目の前に広がる絶景に感嘆の声があがります。
仙酔島と弁天島が真ん前!!
お隣の部屋には、
ヒュー・ジャックマンが泊まられたそうで、
同じ風景を見たかとミーハーな私、大興奮です。
部屋には、温泉露天風呂が。
で、このお風呂に浸かり乍ら仙酔島からでる日の出がみられるのです!
これが、絶景でした。
ベランダには藤の椅子が用意されていて、
気持ち良いこと。
お料理がまた、素晴らしい!!
新鮮な吟味された食材を丁寧に作り上げている、
前菜
牛蒡饅頭のアーモンド揚げ、湯葉と三良坂チーズ、菊花餡かけ、柿のオイル付けと蛸旨煮、アンディーブ、尾道パパイヤとトマトのピクルス、土佐酢ジュレ、菊菜とマスカットの白和え、人参紫蘇煮、占地、焼き松の実
行燈大根お月見盛り
赤西貝殻盛り、雲丹殻盛り雲丹巻き鯛、かます焼き霜、鰆重ね盛り、バターナッツと満月大根、秋鯖酢〆焼霜、酢橘、煎り酒盗、土佐醤油
穴子の棒葉焼き蓮根添え
鞆の浦といえば鯛!!
「紅葉鯛」きのこレモン鍋
事前に食べたいね!とお願いしていたオコゼの唐揚げ
瀬戸内の宝物です。
太刀魚と広島ムール貝の南蛮漬け、秋蕪白煮、ちらし銀杏と零余子、分葱、無花果、北広島香味野菜ハーブオイルかけ
器が料理長考案の鞆の浦の絵なんです。
黒毛和牛の秋ナス柚子味噌焼き、柿の天ぷら、南京カステラ胡麻クリーム、サツマイモ春巻き揚げ、振り柚子
鯛釜飯
そのままでも、お茶漬けにしてもいただけるという絶品。
ただ、もうお腹いっぱいで食べられません。
と、担当の方がおにぎりにしてくださいました。
夜中、波の音を聞きながらいただくおにぎりは最高でした。
お料理、部屋付き露天風呂、素晴らしいおもてなしの従業員の皆様。
こんな素晴らしい旅館があるのか、
と感激のお宿でした。
こちらは朝食。
柑橘類の産地広島でいただく八朔ジュースの美味しいこと!
と、大、大、大満足。
また、道路を超えてすぐのところには、
福禅寺 対潮楼
1690年建立の真言宗大覚寺派の佛教寺院で、
朝鮮通信使のための迎賓館として使われていました。
額縁の絵画のような絶景。
汀亭遠近からと同じですが、柱があると少し趣が変わります。
眼下に広がる海には、いろは丸の1/3の船が鞆の浦と仙酔島を20分ごとに行き来しています。
紀伊藩の船とぶつかり沈没したことで、坂本龍馬が紀伊藩から大金を賠償金としてせしめたのは有名。
本当に、武器はあったのか?
歴史ロマンですね。
また、お宿のそばで対潮楼と反対側の船番所跡が。
船番所とは、港に出入りする船の安全を監視し、取り締まるところ。
もちろん、海のすぐそば。
跡地の上にはカフェがあり
絶景を見ながら、濃ゆく美味しいベリージュースをいただきました。
旅した者を虜にすると評判の鞆の浦。
最高の旅となりました。
鞆の浦でお世話になった方々に感謝です。
さて、まもなくハロウィン!
来久三堂さんでのレッスンも無事終了。
今日、明日、と浅草橋、東高円寺教室で、
オレンジカボチャを生徒さん方と彫ってハロウィンを満喫したいと思います。
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