今日のカービングは、
クローバーのソープカービング
季節は違いますが、額装に添えるお花としてリクエストがあり、レッスン用に彫りました。
簡単だけど可愛い!(自画自賛)
大感激した鎌倉の紫陽花巡り。
気付いたら、ひと月経ってしまっていました。
6月12日、
センス抜群の素敵M女史と朝一番で向かったのは、
明月院
青を主とした紫陽花が輝いていました。
青い宝石がここかしこに。
入口と丸窓は混み合っていましたが、
早かったので、他はゆったり見ることができました。
何より、咲き始めの新鮮な紫陽花が傍にあるのですから、
待ち時間も楽しい。
丸窓を待つ列の前には石庭が広がっています。
あら?
築山に誰か居る?
カエルくんでした。
見上げると、沙羅双樹の花が咲いています。
祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。
沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理を表す。
一重の白い沙羅双樹の花は一夜で首から落ちます。
この清楚な花から平家物語は始まるのですね。
と、キョロキョロしているうちに、
丸窓です。
初めて訪れた明月院。
「これが、あの丸窓なのね!!」
と感無量でした。
本当に、本当に、美しい。
これぞ日本の美。
丸窓を反対側から見た風景です。
こちらにも池があり、その向こうには
菖蒲園が広がっています。
紫陽花、菖蒲が共に花盛りというのは、短い期間。
幸運でした。
そして、菖蒲のむこう、山の麓には、平安時代からあるという姫紫陽花の群生が。
原種に近い素朴さがまた可愛く、愛おしい。
明月院には竹林も。
鎌倉時代に作られた洞窟墳墓のやぐら(羅漢洞)はじめ、
生活したり、倉庫として使った洞も多々ありました。
1000年前、ここで人が生活をしていた。
想像するだけでも、ワクワクしてきます。
明月院は、秋の紅葉もそれは、それは、美しいとか。
半年後、また、行きたいな~。
さて、大感激した明月院の後、M女史が連れてくださったのは、
東慶寺
北条時宗夫人覚山尼が開山した円覚寺派の寺。
日本の歴史に随所、随所で寄り添ってきた格の高いお寺です。
明治までは、駆け込み寺でもありました。
女性側の意見も聞いてもらえる貴重な離婚調停所ですよね。
夫からの追っ手をかわしながら多くの女性がこの階段を駆け上がったことでしょう。
身体が山門に入らなくとも、また、閉門時間でも、
草履や簪が投げ入れられたら、駆け込んだことになったとか。
時代劇で、雲水さん(?)が追手の旦那衆をけちらすシーンには、スカッとしたものでした。
丁度、着物を着ていたので、階段を駆け上がり、草履を投げたい衝動に。
時代劇の悲運の女性役⁈
ということで、今日は明月院と東慶寺の二つを。
もう一回、鎌倉寺社巡り、続きます。
Mちゃん、ありがとうございました。
とってもたのしゅうございました。
青いカービングを押し、
向こうで「手作りひよちゃん」をおしてかえってきて下さると励みになります。
ありがとうございました。