マット・デーモン主演のジェイソン・ボーンシリーズとしては4作目。優秀な暗殺者(?)なのに記憶をなくし、見知らぬ連中に命を狙われながら、過去を探していたジェイソン。CIAの極秘作戦であるトラッドストーン計画に自分が関与していたらしい事を突き止めた。その後を描く今作では、記憶を取り戻し静かな生活を身を隠しながら送っていたジェイソンの元に、かつて共に過去を探す旅に出た、元工作員のキャシーが訪ねてくる。彼女はCIAのシステムにハッキングし、極秘作戦のファイルを盗み出していた。CIAの新たな作戦を阻止すべく、ジェイソンはキャシーと共に立ち上がるが。トレッドストーン計画における父親の役割、テロにあって死んだ父親の秘密を探り出す。
風邪薬のせいで、ぼーっとして観たが、相変わらずのアクションとテンポで引き込まれる。マット・デーモンのアクションにキレがなくなった気がするが、それは仕方ないか。さて、最後に残された謎。何故ジェイソンはトラッドストーン計画に、自ら飛び込み一味となって36人も殺したのか。これは続編を作って、しっかり解決して欲しい。