映画「妖怪の孫」を鑑賞。
故安倍晋三のドキュメンタリー。まぁ、そんな見方もあるのね?だって、真実は本人にしか分からないから。
- アベノミクス 概ねの評価では、効果はなかったばかりか、格差を広げ、富めるものは更に富み、貧しきものは追い込まれる結果しか産まなかったと、各種評論家が語る。安倍さんに近い友人からは、酒の席や手紙の節々に、「民主党政権の時には、何もやってないと批判を繰り返した。だから何かやってるフリをする必要がある。アベノミクスはやってるフリでいいんだ」との発言があったとのこと
- 統一教会 半日、排日の団体であることは承知していたが、街のコンビニみたいに便利に使えた。特に選挙の時には、動員、PRの面で便利だった。便利なものはみんなで共有する。だから周りの老若男女の候補者や議員に紹介した。結果、自民党みんながそうなった。教会の根底は排日であっても、彼らの主張には、安倍さんを後押しするものもあった。それはすくって、頂いた。それだけ。
- 憲法改正 安倍さんの幼少期は、父(安倍晋太郎)と母は多忙で、ほとんど乳母に育てられた。それほど父への思いは強くはないが、祖父である岸信介を信奉している。「昭和の妖怪」と呼ばれた祖父は、国民皆保険、国民年金、最低賃金法など、重要な仕事を成し遂げたが、一方で黒い霧も濃く漂っている。その祖父が言っていた「日本国民自主憲法」を安倍さんは受け継ぎ、達成を目標としていた。一方、2世議員の多くが(現在は国会議員の46%を占める)が憲法について、「なぜ自分たちだけが、憲法の縛りを受けるのか」という根本を理解していない。権力による驕りが憲法99条、天皇、摂生及び国務大臣、国会議員、裁判官その他公務員は、この憲法を尊重し、擁護する義務を負う」ところが自民党の改正憲法案では、「第24条 家族は互いに助け合わなければならない」これは、明らかに憲法が国民を縛ろうとしている。また家族がいる場合に生活保護等を受けることができなくなる可能性があるので、国民を不利に縛る。露骨なのは「改正第99条 すべて国民は、この憲法を尊重しなければならない。国会議員、国務大臣、裁判官その他の公務員は、この憲法を擁護する義務を負う」憲法を尊重し、擁護する義務を負っていたのは為政者の方なのに、いつのまにか「すべての国民」にすり替えられている。これらはすべて、安倍晋三が妖怪岸信介の亡霊に取り憑かれていたからだ。
概ねこんな主旨であったが、皆さんはどう思いますか。僕は、興味深くみました。うかつに憲法改正に手を挙げられなくなりました。自民党の憲法改正案は、このURLで観ることができます。とかく9条に話題が行きがちですが、それ以外にも多くの改正点があり、よ〜〜く見ないと、「昭和の妖怪の孫」の思惑に騙されそうです。死してなお、その存在は派閥に影響力を持つ。恐るべき「妖怪の孫」でした。 自民党憲法改正案 https://kaikensouan.com